金融庁の新方針下でのガバナンス発揮・RAF・コンダクトリスク管理の実務対応におけるキーポイント |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2018-12-14(金) 9:30~12:30 |
講師 |
PwCあらた有限責任監査法人 ディレクター (前 金融庁検査局統括検査官) 武藤 制揮 氏
内部監査高度化支援、内部監査コソース支援、外部品質評価、規制対応支援のほか、根本原因分析、リスクベース監査、ファシリテーション、不正対応、顧客本位対応等について、金融機関等に対する集合研修講師に従事 前職は、金融庁検査局統括検査官第6部門長 主任検査官として外資系22社及び本邦大手海外4拠点の金融検査を実施したほか、金融庁在職12年間に、銀行、証券、信託、保険、投信投資顧問、政府系等62社の金融検査を実施 金融庁入庁前は東京大学工学部を卒業後、総合商社で輸出入及び市場取引等に従事したほか、本邦主要銀行で市場業務及びリスク管理業務等に従事 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 金融庁は、今事務年度において「変革期における金融サービスの向上にむけて(金融行政のこれまでの実践と今後の方針)」及び「コンプライアンス・リスク管理に関する検査・監督の考え方と進め方(コンプライアンス・リスク管理基本方針)」を公表しています。 こうした中、本セミナーにおいては、金融検査の主任検査官経験者が当局の新方針に示された検査・監督の現状の方向性に即して、金融機関に期待されるガバナンス発揮、リスクアペタイトフレームワーク、コンダクトリスク管理、不正対応、マネロン/KYC対応といった重要な課題を中心に、枠組の構築、運用、効果検証の3つの観点から、チェックポイントをわかりやすく説明します。 |
詳細 |
1.今事務年度の方針から見える当局の検査・監督の方向性 (1)今事務年度の方針に記載されたキーワードの推移から見える重点着眼ポイント (2)顧客本位の業務運営、経営者の役割とガバナンスについての重点着眼ポイント (3)金融機関の行為・規律に関する課題についての重点着眼ポイント 2.当局に期待されるガバナンス発揮のキーポイント (1)ボトムアップからトップダウンへの構造変革(ビジネスモデル・経営戦略・内部監査) (2)健全性確保のための構造変革(リスクアペタイトフレームワークへの対応) (3)適切性確保のための構造変革(コンダクトリスク、不正、マネロン/KYCへの対応) 3.当局に期待されるビジネスモデル・経営戦略・内部監査のチェックポイント (1)外部環境及び内部要因の洗い出し、グリップ、評価 (2)付加価値及び市場位置の洗い出し、グリップ、評価 (3)内部監査高度化(リスクベース・根本原因分析)に対する品質評価手法 4.当局に期待されるリスクアペタイトフレームワークのチェックポイント (1)トップダウンの観点によるリスクの洗い出しプロセス (2)トップダウンの観点によるリスクの評価手法 (3)KRI・モニタリングを反映した見直しプロセス 5.当局に期待されるコンダクトリスク・不正・マネロン/KYC対応のチェックポイント (1)コンダクトリスクの具体的な洗い出し・管理手法 (2)不正融資等の不正発生原因に対する着眼点・管理手法 (3)マネロン/KYCの入口管理・期中管理に対する着眼点・管理手法 6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください。 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |