最近の不祥事から見た、金融行政方針下における内部管理・監査態勢の在り方 ~個人不正・組織不正を中心に~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2018-12-03(月) 13:30~16:30 |
講師 |
金融監査コンプライアンス研究所 代表 CFE(公認不正検査士) 宇佐美 豊 氏 都市銀行にて監査に関する企画や当局等(金融庁、日本銀行等)との対応等に従事 その後、地方銀行にてコンプライアンスや不祥事件の対応業務等に従事 2016年9月金融監査コンプライアンス研究所代表 金融庁、東海財務局岐阜財務事務所・金融財政事情研究会・全国地方銀行協会・第二地方銀行協会・全国労働金庫協会やメガバンク・全国各地の金融機関の研修講師や講演、執筆活動を行う 公認不正検査士(CFE)・日本内部統制研究学会会員・日本金融法学会会員・地銀協コンプライアンス検定試験「問題作成委員会」委員 著書・論文等多数 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 昨今、地域金融機関の不祥事件が連続して発生しました。その原因について、営業・収益の偏重、コンプライアンス意識の欠如といった点であるといわれています。いわゆる「組織不正」です。 過去においてもこうしたことは言われてきました。また、各金融機関ではガバナンスの強化、内部監査等による適切な内部統制の実施といった対応を行い、不正の発生防止に努めてきたところです。では、なぜ同じ過ちが繰り返されるのでしょうか。 金融機関において、最初から「組織不正」を行うことはほとんどありません。その多くはトップを含めた個人、つまり「個人不正」から発生しているのです。 ここ10年で「個人不正」に係る対策はほぼ実施されてきた感があります。しかし、地域金融機関を中心に「個人不正」は引き続き発生しています。 本セミナーではこうしたことから、金融機関、特に地域金融機関における「組織不正」「個人不正」を中心に各種報告書等から読み解くことができる発生原因やその背景にあるものについて、可能な限り具体的に言及していこうと思います。 そのうえで、今後のあるべき内部管理・内部監査の在り方についても述べてみようと思います。 |
詳細 |
【 最近の不祥事件について ~地域金融機関を中心に~ 】 1.不祥事件に係る基礎的知識 (1)法令等 (2)不正のトライアングル等 2.最近の組織不正の事例から (1)融資等に係る組織不正事例(地域銀行) ~調査報告書から (2)営業・収益に係る組織不正事例(地域銀行) ~各種報道等から (3)不祥事件の組織的隠ぺい事例(地域金融機関) ~調査報告書から 3.最近の個人不正の事例から (1)昨年度と本年度の発生事案の比較から (2)特徴とその対応 (3)その他 4.今後の内部管理・内部監査の在り方 (1)組織不正事例を踏まえて (2)個人不正事例を踏まえて (3)内部通報等強化すべき課題について (4)本部各部門と営業店職員の役割 (5)その他 5.最後に 6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
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