決済・送金ビジネスの構造変革と国内外の最新事例 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2018-11-28(水) 9:30~12:30 |
講師 |
株式会社インフキュリオン シンクタンク事業部 マネージャー 森岡 剛 氏 2014年~:インフキュリオン シンクタンク事業部にて調査分析業務の中核を担う 特に決済とフィンテックに関する海外事例を踏まえた戦略分析に定評 戦略コンサルティングにおけるアドバイザーを務める一方、雑誌やWebメディアにて情報発信も行う 05年~13年:株式会社日立製作所 研究開発本部にて大規模ITシステムに関する研究開発に従事 中国・北京への駐在経験あり 1996年~05年:カナダにて学士・修士・博士を取得 博士(コンピュータサイエンス、トロント大学) TOEIC990点 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | フィンテックの興隆と歩調を合わせ、決済と個人間送金において大きな構造変革が進行している。スマートフォンとモバイルインターネットの普及は、消費者の行動様式を大きく変えるとともに、新たな決済・送金サービスのインフラ構築コストや店舗への導入コストを大きく低減した。この破壊的とも言えるインパクトにより、今後の市場構造変革はますます加速してゆく。 本講演では、世界各地からの事例を紹介しながら、グローバルで進行中の決済・送金ビジネスの構造変革に迫る。日本と主要各地域の概況を述べたのち、急成長する新型決済サービスの例として非クレジットカード系の後払い決済の動向を紹介する。国内でも盛り上がりを見せているQR コード決済については、決済インフラ変革とユーザ体験(UX)戦略の視点からその重要性を考察する。従来からあるカード決済にも動きがある。銀行業界からも新サービス投入が活発だが、これはフィンテックによる金融活性化だ。国内では改正銀行法と銀行API 制度がこのトレンドを加速する。 世界的にはSNS と送金の親和性を突いた巨大サービスが登場している。国内外のサービス事例を紹介しながら、国内の送金市場を展望する。 |
詳細 |
1.グローバルな市場構造変革の動き (1)国内市場と国家戦略としてのキャッシュレス化推進 (2)海外の主要地域の動向:中国、米国、欧州、東南アジア (3)構造変革をもたらしている潮流とは 2.非クレジットカード系の後払い決済 (1)サービスの特長と国内事例 (2)米国のクレジットカード離れと後払い決済:PayPal とAffirm (3)独自進化を遂げる欧州発の後払い決済:Klarna 3.QRコード決済 (1)決済インフラからみたQRコード決済の意義 (2)成功事例に見るUX戦略の重要性 (3)QRコードならではの決済UX 4.カード決済インフラ (1)ペーパーレス化の環境整備:国内動向 (2)シンプル化する決済端末 (3)高機能化する物理カード 5.銀行口座連動型決済サービス (1)リテールバンキング戦略における決済サービス (2)QRコード決済と銀行口座:国内事例 (3)海外事例:英国のPayByBank (4)改正銀行法と銀行APIがもたらすもの 6.個人間送金 (1)SNSと送金の戦略的親和性 (2)米国事例:Facebook、Venmo、Zelle (3)諸外国の送金インフラとサービス動向:米、欧、東南アジア (4)国内の法制度とサービス動向 7.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
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