生命保険の新チャネル戦略比較と今後の予測 ~ネットの楽天生命VS銀行窓販の第一生命~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2018-10-26(金) 13:30~16:30 |
講師 |
経営企画研究所 代表 丹羽 哲夫 氏 1971年関西大学法学部卒 長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表 建設省、通産省の委員会委員歴任 著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数 専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | インターネット販売や銀行窓販などの生命保険の新チャネルが注目されて年数が経過している。生命保険の加入者の全体的傾向に着目する時期から保険商品群別に新チャネルの使い分けが鮮明になっている。この動向をデータやアンケート結果などで確認しながら、インターネット販売で成長している楽天生命と戦略的に銀行窓販に取り組んで来た第一生命グループの戦略比較を中心にして新チャネルの実態を浮き彫りにしていく。今年に両社は部分的業務提携をした。その理由を対象顧客=利用動機=保険商品選択の関係式を確認し、生命保険分野における今後の戦略展開を予測する。これらの分析・予測を通じて各社への影響を推測し、今後の戦略に取り入れられる内容である。 < 対象者 > ■生命保険、ネット生保の関係者 ■生保子会社をもつまたは医療保険を扱う損害保険、ネット損保の関係者 ■銀行、地方銀行、ネット銀行の関係者 ■情報システムの関係者 |
詳細 |
1.生命保険の全チャネル利用状況 (1)インターネット (2)銀行窓販 (3)営業職員 (4)保険代理店 (5)来店型保険ショップ (6)全体的傾向 (7)考慮すべきプラットフォームの相違(電子商店街、提携銀行店舗、店舗網) 2.保険商品群別利用状況 (1)死亡保険 (2)医療保険 (3)介護保険 (4)老後保険 (5)資産運用 (6)相続対策 (7)大きく関係する顧客のライフステージとチャネル選択 (8)新技術対応が課題に 3.楽天生命のインターネット販売戦略 (1)プラットフォームのEC(電子商店街) (2)総合金融業化 (3)後発参入した楽天生命 (4)個人保険のフルライン展開 (5)生命保険ブランドの構築途上 (6)残されている課題 4.第一生命グループの銀行窓販戦略 (1)国内3ブランド体制 (2)第一生命 (3)第一フロンティア生命 (4)ネオファースト生命 (5)グループでのマルチチャネル戦略 (6)特筆すべき銀行窓販戦略 (7)残されている課題 5.プラットフォームの比較と戦略的位置付け (1)EC(電子商店街)の特性と強み・弱み (2)銀行窓販の特性と強み・弱み (3)急速な技術革新との関係 (4)人口減少と高齢化 (5)生命保険商品の変容 6.インターネット優位の保険商品群 (1)優位保険商品群 (2)影響する加入者ライフステージ (3)加入促進条件 (4)不足している促進条件 (5)機会となる新技術対応保険 (6)楽天生命は対応できているか (7)両社の部分的業務提携の意味 (8)既存保険会社への影響 7.銀行窓販優位の保険商品群 (1)優位保険商品群 (2)影響する加入者ライフステージ (3)加入促進条件 (4)不足している促進条件 (5)銀行の淘汰の時代へ (6)AIの新技術の活用度合い (7)第一フロンティア生命は充足できているか (8)既存保険会社への影響 8.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
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