保険国際会計基準の最新動向 ~保険契約会計に与える影響~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2003-03-27(木) 13:30~16:30 |
講師 |
ワトソンワイアット インシュアランス コンサルティング 取締役 三石 宣史 氏 日本アクチュアリー会正会員 |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
国際会計基準審議会(IASB)の作成する国際会計基準は、昨今急速に会計のグローバル・スタンダードとしての地位を確立しつつある。現在、IASBで急ピッチに検討が進められている保険契約の国際会計基準は、保険負債の時価評価等革新的な内容が大幅に盛り込まれると見込まれており、わが国の保険会計にも大きな影響を与えると考えられる。このセミナーでは、現在IASBで審議中の最新動向を踏まえ、保険国際会計基準の検討状況およびその概要を説明するとともに、同基準が導入された場合の保険会社に対する影響ならびに実務的な対応等について、わかりやすく解説する。また、昨今注目を集めつつある潜在価値(エンベディド・バリュー)との関係についても概説する。 講義詳細 1.国際会計基準の背景 (1)国際会計基準審議会の沿革 (2)国際会計基準審議会と関連国際機関との関係 (3)各国の取り組み状況 2.保険国際会計基準検討の背景 (1)過去の検討状況 (2)各界の反応と今後の審議の推移 3.保険国際会計基準フェーズIの概要 (1)暫定基準としてのフェーズⅠ (2)類似金融商品会計との関係 4.最終基準としてのフェーズⅡの概要 (1)保険会計の目的 (2)保険契約の定義および適用範囲 (3)認識と測定 ①資産負債法と繰延法 ②公正価値と企業固有価値 ③将来キャッシュ・フロー ④リスクと役務の調整 ⑤割引率 (4)有配当契約、再保険等の取扱い 5.潜在価値(エンベディド・バリュー)の概要 (1)潜在価値の定義 (2)時価評価との関係 6.保険負債の時価評価 (1)確率論的モデルの構築 (2)ファイナンス理論との連携・応用 7.実 務 対 応 8.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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