AI・データ取引をめぐる法務実務の展望 ~「AI・データの利用に関する契約ガイドライン」の詳細解説~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2018-10-15(月) 13:30~16:30 |
講師 |
西村あさひ法律事務所 弁護士・ニューヨーク州弁護士 「AI・データ契約ガイドライン検討会」委員 福岡 真之介 氏 1996年 東京大学法学部卒業 97年 司法修習修了(50期)2001年~現在 西村あさひ法律事務所勤務 06年 デューク大学ロースクール卒業(LL.M.) 06年~07年 シュルティ・ロス・アンド・ゼイベル法律事務所勤務(出向) 07年~08年 ブレーク・ドーソン法律事務所勤務(出向) 著書は、『AIの法律と実務』(2018年3月)、『IoT・AIの法律と戦略』(2017年4月)、『知的財産法概説<第5版>』(2013年7月)など多数 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 現在、主に機械学習を利用したAI技術が実用化段階に入り、多くの企業がAI技術を利用したソフトウェアの開発に取り組んでいます。金融機関においても、FinTech(フィンテック)や InsurTech(インシュアテック)の活用や業務効率化にAI技術の活用が必要不可欠となってきています。 そのような中、経済産業省は、データの利用権限やAIに係る責任関係・権利関係を含む法律問題について適切な契約の取決め方法の検討を行うため、2017年12月に「AI・データ契約ガイドライン検討会」を設置し、2018年6月に、ガイドラインとモデル契約を公表しました。本セミナーは、そのうちAIの開発に関するガイドラインとモデル契約についての解説を行うものです。 AIの開発に関する契約については、AI技術の特有の性質から、従来のシステム開発とは異なった視点で作成する必要があります。本セミナーでは、「AI・データ契約ガイドライン検討会」の委員として、ガイドラインとモデル契約の作成に関与した講師が、ガイドラインとモデル契約について、その背景も含めて、詳しく解説します。 |
詳細 |
1.AI契約ガイドラインの概要とポイント 2.AI技術の解説 (1)AI技術の基本概念 (2)AI開発と従来のソフトウェア開発との違い (3)AI開発の過程 (4)AI技術を利用したソフトウェアの特徴 3.AI開発・利用において問題となる注意点 4.AI開発・利用と知的財産権 (1)学習済みモデルと著作権 (2)データと著作権 (3)AI開発契約の交渉のポイントと留意点 5.AI開発・利用と法的責任 6.「探索的段階型」の開発方式 (1)探索的段階型の開発方式とは (2)探索的段階型開発方式に沿った契約形態 7.モデル契約の解説 (1)アセスメント段階-秘密保持契約書 (2)PoC段階‐導入検証契約書 (3)開発段階-ソフトウェア開発契約書 8.実際のケースを踏まえた解説(FinTech、InsurTechのケースを念頭に) 9.質疑応答/名刺交換 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |