金融規制の最新動向と金融実務への影響 ~顧客本位の業務運営に関する原則、検査・監督基本方針等の動向~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2018-09-20(木) 13:30~16:30 |
講師 |
西村あさひ法律事務所 パートナー弁護士 有吉 尚哉 氏 01年東京大学法学部卒業 02年西村総合法律事務所入所 10年~11年金融庁総務企画局企業開示課専門官 現在、西村あさひ法律事務所勤務 金融法委員会委員、日本証券業協会「JSDAキャピタルマーケットフォーラム」専門委員、武蔵野大学大学院法学研究科特任教授、京都大学法科大学院非常勤講師 主な業務分野は、金融取引、信託取引、金融関連規制等 主な著書として『金融とITの政策学』(共著、金融財政事情研究会、2018)、『ファイナンス法大全〔全訂版〕(上・下)』(共編著、商事法務、2017)、『ここが変わった!民法改正の要点がわかる本』(翔泳社、2017)、『資産・債権の流動化・証券化【第3版】』(共編著、金融財政事情研究会、2016)、『FinTechビジネスと法25講』(共編著、商事法務、2016)、『論点体系 金融商品取引法1・2』(共著、第一法規、2014)等 論稿多数 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 「顧客本位の業務運営に関する原則」の公表から1年が経過し、原則を採択するだけでなく、金融庁が求めるKPI の設定を行う金融機関も増えてきている。また、従来の検査・監督のやり方を見直す「金融検査・監督の考え方と進め方(検査・監督基本方針)」の策定が進められ、検査マニュアルを廃止する方向性などが示されているとともに、今夏には金融庁自体の組織再編も行われる。さらに、金融庁では仮想通貨関連の諸問題について制度的な対応の検討が行われているほか、中長期的な機能別・横断的な金融規制の整備についての検討が進められるなど、引き続き金融規制の見直しの議論も行われている。このように、金融を取り巻く環境の変化を踏まえて、金融制度や、金融機関に対する検査・監督のあり方は日々変動する状況にあり、金融機関が適切に業務運営を行うためにはその動向を常に把握していくことが求められる。 本講演では、金融に関わる規制の最新動向について解説し、金融実務への影響を考察する。 |
詳細 |
1.「顧客本位の業務運営に関する原則」の取組み (1)金融事業者による取組みの概況 (2)KPI の策定 2.検査・監督基本方針の概要 3.金融制度の動向 (1)対話ガイドライン策定・CG コード改訂 (2)金融制度SG (3)仮想通貨交換業等に関する研究会 (4)ディスクロージャーWG (5)店頭FX 業者の決済リスクへの対応に関する有識者検討会) 4.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |