決済高度化とデジタルイノベーションの現状と課題 ~決済・市場インフラの改革からサービスの高度化まで~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2018-09-10(月) 13:30~16:30 |
講師 |
明治大学 准教授 小早川 周司 氏 株式会社マネーフォワード 取締役 兼 Fintech研究所長 瀧 俊雄 氏
【小早川 周司 氏】 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 【第一部】 金融のデジタル化は決済システムや市場インフラに様々な影響を及ぼしてきています。こうした中で、中央銀行もデジタル化の潮流にあわせた支払手段を提供すべきであるとの認識が徐々に広がってきています。 本セミナーでは、まず、フィンテックを含めた決済サービスの高度化に向けた様々な取り組みを概観します。その上で、将来の中央銀行サービスや、民間部門の決済サービスがどのように変容するか、さらにはこれらの動きが金融システムに及ぼす影響について試論を述べます。 【第二部】 2014年から始まった決済高度化の議論は、直近では様々な具体的政策として実装フェーズがみられ始めています。一方で、これが十分な内容であるのか、技術的キーワードに振り回された内容ではないかは、注目すべきテーマでもあります。本講演では、消費者や環境がもたらしている根本的変化に鑑みながら、あるべき検討や努力の方向性についてお伝えできればと存じます。 |
詳細 |
13:30~14:55 第一部 【 デジタルイノベーションの決済・市場インフラへの影響と中央銀行の役割 】 【小早川 周司 氏】 1.決済高度化に向けたインフラ面での取り組み (1)キャッシュレス化に向けた取り組み:ファストペイメント (2)決済高度化とEC 決済、金融EDI (3)民間デジタル通貨を巡る動き 2.金融のデジタル化と中央銀行 (1)ブロックチェーン・分散型台帳技術(DLT)への関心の高まり:メリットと課題 (2)ホールセール取引における分散型台帳技術の活用 (3)AI、ビッグデータ、金融系ITプラットフォームの活用 3.中央銀行が発行するデジタル通貨 (1)中銀デジタル通貨の用途・デザイン (2)具体的なスキーム:口座型、価値保存型 (3)市場インフラへの影響 (4)金融システムへの影響 (5)金融政策運営面での影響 4.質疑応答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮ください 15:05~16:30 第二部 【 決済高度化の実際 】 【瀧 俊雄 氏】 1.決済高度化の背景 (1)ITの時代 (2)スマートフォンの時代 (3)透明化する金融 (4)日本の問題 2.決済高度化の実際 (1)2016年から始まった議論の内容 (2)銀行のAPI化 (3)キャッシュレス化・キャッシュフリー化 3.実践期において重要なこととは (1)ユーザー本位主義への理解が急務 (2)決済プラットフォームの課題 (3)キャッシュレス化の方向性 4.質疑応答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
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