東南アジアにおけるFinTechとデジタル・トランスフォーメーション |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2018-08-23(木) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社NTTデータ経営研究所 グローバル金融ビジネスユニット アソシエイトパートナー 両角 真樹 氏 早稲田大学大学院修了後、アクセンチュア株式会社 戦略グループ 金融コンサルティング本部 入社 その後デロイトトーマツコンサルティング合同会社 銀行・証券ユニットにてペイメンツ・プラクティス・ジャパンを立ち上げ、日本のリードを務める中でPayment(決済)に関するプロジェクトに多数従事 2015年より現職、東南アジアを中心に国内外でFinTech、オープン・イノベーション等を活用した新規事業創出のコンサルティングを多数実施 日経FinTech 世界年鑑(東南アジア、インド)、東京大学 近未来金融システム創造プログラム、等の執筆・講演多数 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | リーマンショックに端を発する従来金融への失望とスマホを中心とした技術革新などにより誕生したFinTechも今や言葉としては陰りを見せている。しかし東南アジアでの最近の傾向として、これまで調査・研究段階だったFinTechが、シンガポールやタイなどの国を中心に、国民の生活に浸透する実ビジネスの中で花開き始めている。 その裏にはGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)等のプラットフォーマーが金融分野に進出してきた事に伴って、銀行を中心とした既存金融機関が経営革新を迫られ、FinTechの培養と利用という文脈でデジタル・トランスフォーメーション(DX)を行おうとしているという背景がある。 シンガポールなどの先進的な金融機関は具体的な目的を持ってDXを推進しており、型にはまったデジタル化は存在しないと言って良いだろう。闇雲なデジタル化では意味を成さない中、日本の金融機関は何を学び、何を実施すべきか考察する。 |
詳細 |
1.東南アジアFinTechの最前線 (1)FinTech発展の起源 (2)東南アジア各国のFinTech概況 (a)世界第2位のFinTechハブ、シンガポール (b)PromptPayを中心としたタイのキャッシュレス化 (c)その他特徴的な国の事例(マレーシア、インドネシア、フィリピンなど) (3)東南アジア各国の金融機関における取組 (a)東南アジアにおける各国金融機関のFinTech取組深度 (b)その他国別での特徴的な金融機関の事例(マレーシア、インドネシア、フィリピンなど) (4)東南アジア各国のスタートアップ企業 (a)東南アジアにおけるFinTechの9領域 (b)東南アジアにおける主なFinTechスタートアップ企業 (c)その他国×カテゴリー別での特徴的なFinTech スタートアップ企業の事例 (シンガポールなどの生態認証決済企業、eKYC企業、ブロックチェーン企業など) 2.東南アジア金融機関におけるデジタル・トランスフォーメーション(DX)状況 (1)デジタル・トランスフォーメーション(DX)の必然性 (2)金融機関のデジタル・トランスフォーメーション(DX)事例 (a)DBS銀行によるインドでのスマホ専用ネット銀行 (b)UOB銀行によるFinTechエコシステム形成と貸出先のデジタル化戦略 (c)その他特徴的な金融機関の事例 3.国内市場への示唆 (1)日本政府として取り組むべき事項 (2)金融機関として取り組むべき事項 4.質疑応答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |