金融検査マニュアル廃止が与える銀行実務への影響 〜将来予測的な引当と査定・リスク管理を巡る今後の展望〜 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2018-08-20(月) 13:30~16:30 |
講師 |
新日本有限責任監査法人 金融事業部 神崎 有吾 氏 アソシエート・パートナー 石川 浩次郎 氏 シニアマネージャー
【神崎 有吾 氏】 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 今、金融機関の自己査定・引当・償却制度を巡る動きについて、大きな転換期に差し掛かっています。 金融検査マニュアルの廃止が公表され、形式・過去・部分重視の検査・監督から、実質・未来・全体重視の検査・監督へと変わることが想定されます。その中で、自己査定や償却・引当も、それぞれの実態を踏まえた将来予測的な対応が、柔軟に実施可能となることが想定されます。 本セミナーでは、本邦における自己査定・引当・償却制度が、近い未来、どのような方向に変わっていく可能性を有するのか、制度動向のみならず、実務的な立場から解説を行う予定です。 |
詳細 |
1.金融検査マニュアルの廃止の影響 (1)金融検査マニュアルの廃止の背景 (2)金融検査マニュアルと引当制度の関係 (3)金融検査マニュアルの格付制度・債務者区分制度への影響 2.将来予測的な引当の概要 (1)国際的な会計基準との相違を踏まえた、日本の会計基準開発の方向性 (2)日本の金融機関が将来予測的な引当を適用する上での課題 (3)将来予測的な引当のポイント (4)グルーピングに係る実務論点 (5)将来予測に係る実務論点 3.将来予測的な引当導入の影響 (1)財務諸表に与える影響 (2)自己資本比率規制に与える影響 (3)信用リスクの内部格付制度への影響 4.将来予測的な引当とリスク管理のあり方、リスクアペタイト構築 (1)内部格付手法に基づく引当計算 (2)RAFとストレステスト、規制資本管理の関係 (3)銀行の営業戦略・融資戦略への影響 5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |