AIを活用したAML業務の高度化 ~第4次FATF対日相互審査を前にしたAI活用を考察~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2018-05-15(火) 9:30~12:30 |
講師 |
株式会社オメガ・パートナーズ 代表取締役 社長 取締役 金融工学事業部 事業部長 長谷川 貴博 氏 株式会社オメガ・パートナーズ代表取締役社長 東北大学大学院理学研究科数学専攻修了 大学院修了後、富士通株式会社に入社 金融システム・エンジニアとして、大規模システム開発に従事 その後、みずほフィナンシャルグループのクオンツ・アナリストに転身し、デリバティブ・ビジネスやリスク管理業務に従事 株式会社Sound-Fの金融工学部門のマネージャを経て、2015年12月に株式会社オメガ・パートナーズを設立し、代表取締役社長に就任 現在は、金融機関向けAI 開発等のPMに従事している 近著「AI化する銀行(幻冬舎MC)」(17年12月) |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 反社会的勢力への資金提供や脱税目的のマネーロンダリングが世界的に問題になっており、その対策であるAML(アンチマネーロンダリング)を怠ることで、巨額の制裁金を支払うだけではなく、最悪の場合には免許の取り消しもあり得ます。加えて、FATF対日相互審査などのグローバル基準を踏襲した規制は年々厳しくなっており、AML業務の高度化が求められています。 本講演では、AI技術を活用した最新のAML対策事例を紹介し、FATF対日相互審査などのグローバル基準の規制対応に対して、AI技術の有効性や業務高度化の可能性を考察します。 |
詳細 |
1.AMLとは (1)AMLは大きな経営リスクである (2)なぜAML対策は難しいのか 2.AML に関する当局対応 ~日本のAML対応とFATF第4次対日相互審査 3.仮想通貨とAML (1)仮想通貨を利用したマネーロンダリングへの懸念 (2)仮想通貨の基礎技術「ブロックチェーン」は、マネーロンダリングを助長するのか (3)仮想通貨交換業者に求められるAML対策とは 4.AMLに関する業務システムと必要なITスキル (1)関係する自社の業務システムはどれだ (a)AML業務の必須データは、勘定系システムに集まる (b)AML業務から見た勘定系システムとその周辺システム (2)高度化するAML 業務に必要なITスキルとは (a)AIはデータ解析に有効である (b)AI向けプログラミングとAML 業務 (c)AI向けプログラミングは身近な業務ツールとなる 5.AIと銀行業務 ~AI化する銀行 6.AI化するAML 業務 (1)海外事例にみるAML 業務のAI 活用事例 (a)自行システム+オープンデータでKYC を実施する (b)SNS・WEB 情報とAML 業務 (c)AI 活用AML ソリューションの紹介 (2)AI化したAML 業務はRegTech(Regulation + Technology)の代表格 7.AML業務へのAI活用 (1)AML業務へのAI 活用を考察 (a)疑わしき取引を検知する「モニタリング」システムとAI活用 (b)KYCを実施する「フィルタリング」システムとAI活用 (2)FATF対日相互審査にAI 活用は有効か (a)FATF対日相互審査とAI化したAML 業務の対応範囲 (b)FATF対日相互審査に活用できるAIとは 8.今後のAML業務 9.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PC の使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |