金融機関における内部監査・実践スキルの高度化 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2018-05-22(火) 9:30~12:30 |
講師 |
有限責任監査法人トーマツ 金融インダストリーグループ シニアマネージャー 城 隆洋 氏 1986年早稲田大学政治経済学部政治学科卒 地方銀行入行 国内営業店の他、本部にて営業推進部門、事務管理部門、コンプライアンス統括部門(法規制対応、情報管理等)、内部監査部門等を経験 営業店支店長、持株会社監査部副部長、銀行監査部長等を歴任 トーマツ入社後は、銀行実務経験を活かして内部監査態勢の品質評価・構築支援や不祥事防止態勢の構築支援を担当 著書として『マンガ銀行員のためのSNS利用ルール』(共著、銀行研修社、2014年) 公認内部監査人(CIA)、内部統制評価指導士(CCSA) 早稲田大学大学院法務研究科招聘講師 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 金融機関における内部監査部門の重要性が高まる中で、内部監査部門に配属された内部監査担当者一人ひとりのスキルアップが多くの金融機関の課題となっています。その一方で、内部監査部門に配属された内部監査担当者にとっては、理屈は分かっていても具体的にどうすれば良いのかが分からず、現場で戸惑ってしまうことが多いのが現実です。本講座では、内部監査の事前準備段階から被監査部署への往査段階、監査結果報告段階、フォローアップ段階の実務に焦点を絞り、講師自身の反省点も踏まえ、行き詰ったときの発想の転換方法なども交えて解説します。金融機関での内部監査の実務経験豊富な講師ならではの講義内容となっていますので、新たに内部監査部門に配属された内部監査担当者はもちろん、これから内部監査主任となる予定の方のレベルアップに最適です。 |
詳細 |
1.内部監査担当者としての心得 (1)内部監査部門の役割 (2)内部監査部門に対する経営陣の期待 (3)内部監査態勢全体の中での監査員の活動領域 (4)専門性を高める努力 2.内部監査の種類と一般的なフロー (1)内部監査の種類と特性 (2)個別監査の一般的なフロー 3.事前準備段階の実務 (1)事前準備のフロー (2)事前準備の項目 (3)事前準備のスケジュール (4)事前準備のポイント (5)事前準備で作成する書式例と作成ポイント 4.被監査部署への往査段階の実務 (1)監査実施時のフロー (2)キックオフ・ミーティング (3)監査手続の実施 (4)監査チーム内ディスカッションと監査主任による監督 (5)エグジット・ミーティング 5.監査結果報告段階の実務 (1)監査結果報告時のフロー (2)監査報告書の作成 (3)レビューと内部監査部門長承認 (4)被監査部署・関連部署への連絡、経営陣への報告 (5)内部監査人の求められるプレゼンテーション・スキル 6.フォローアップ段階の実務 (1)フォローアップの必要性 (2)フォローアップの流れ (3)フォローアップの進捗管理 7.個別監査の品質評価の視点 (1)事前準備段階における品質評価の視点 (2)往査・報告書作成段階における品質評価の視点 (3)フォローアップ段階における品質評価の視点 8.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |