機械学習と量子コンピュータ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2018-03-15(木) 9:30~12:30 |
講師 |
MDR株式会社 CEO 湊 雄一郎 氏 MDR株式会社(NVIDIA Inception Program パートナー企業)CEO 東京生まれ 東京大学工学部卒業後、隈研吾建築都市設計事務所勤務 2008年MDR株式会社設立 15年総務省異能vation 最終採択「量子コンピュータと人工知能」 16年量子シミュレーションをスパコン実装および量子コンピュータ会議@googleLA 参加 17年NVIDIA Inception Partner Program 現在、業務内容は量子コンピュータのハードウェア・システム・アプリケーション開発を行っており、量子アニーリング、量子ゲートモデル両方の研究開発を進めている |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 従来のスパコンの性能を上回るのではないかという量子(Quantum)コンピュータが最近話題になっています。2012年にカナダのベンチャーが発売した量子アニーリング(Annealing)マシンを始めとして、現在では大きく分けて2種類の方式が出ています。方式が違うので計算の方法が全く違いますが、どちらの方式も機械学習(Machine Learning)や量子化学シミュレーション(Chemistry Simulations)への期待がされています。全体的な量子コンピュータの仕組みや全体概要を把握しながら、機械学習に応用する際にどのようなアプリケーションがあり、どのような構築をするのかに焦点を当てて確認したいと思います。 なお、本講演は、アプリケーションに焦点を当てているため、資料は英語で作成されています。ただし、講演は専門用語・フレーズのGlossary を用意し、日本語中心で行います。 |
詳細 |
1.量子コンピュータとは? (1)量子ゲート(Gate)モデル (2)量子アニーリングモデル・イジング(Ising)モデル (3)量子コンピュータのハードウェア 2.世界の量子コンピュータ企業 (1)量子コンピュータハードウェア企業紹介 (2)量子コンピュータソフトウェア企業紹介 (3)量子コンピュータアプリケーションの使い方 3.量子コンピュータアプリケーション開発手法の概要 (1)量子ゲートモデルとアルゴリズム(Algorithm)・アプリケーション (2)量子アニーリング・イジングモデルとアルゴリズム・アプリケーション 4.量子コンピュータと機械学習 (1)量子ゲートモデルと機械学習の具体的な例 (2)量子アニーリングモデルと機械学習の具体的な例 (3)それぞれの特徴や使用できるアプリケーションの考察 5.ケース1:Rigetti Forest を使用した量子化学シミュレーション手順(予定) (1)量子コンピュータ向けフレームワークやライブラリのインストール (2)量子コンピュータ実機もしくはシミュレータに接続する方法、申請など (3)量子化学シミュレーションライブラリOpenFermion の導入 (4)計算の実際の実行結果など 6.ケース2:自社シミュレータを使用した深層学習モデルの実行(予定) (1)量子コンピュータ向け深層学習(Deep Learning)モデルの概要 (2)量子コンピュータ向け深層学習モデルの学習と理論 (3)計算の実際の実行結果など 7.今後の量子コンピュータ (1)量子コンピュータハードウェアの現状と展望 (2)量子コンピュータアプリケーションの現状と展望 (3)まとめ 8.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PC の使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |