新退職給付会計と信託設定スキーム「退職金信託」 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 1999-05-25(火) 14:00~17:00 |
講師 |
日本興業銀行 人事部 副参事 宗岡 徹 公認会計士 ストラクチャードファイナンス部 副調査役 中村 隆之 氏
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開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
2000年4月より施行される新退職給付会計基準は、①退職金・企業年金を問わず、②拠出額と無関係に企業会計上の費用を発生主義で認識し、③当該費用の累積額に見合う拠出がない場合は負債(退職 給付引当金 )を認識する、という点で従来の企業会計とは根本的に異なる考え方に立脚しています。 この新退職給付会計基準施行に伴い、企業のB/SおよびP/Lは大きな影響を受けるため、今後企業にとっては、当該費用と負債とをどのようにコントロールしていくかが重要な財務上の課題となります。 このセミナーでは、新退職給付会計の基本的な考え方に加え、具体的な退職給付引当金対策の一つとし て近時注目を集めている、信託設定による企業会計上の対応策について、私どもの経験に基づき、実務に即した説明をしたいと考えています。 講義詳細 1.新退職給付会計のインパクト (1)拠出と費用との分離 ~ 現金主義から発生主義へ (2)未拠出費用累積額の負債認識 ~引当金から実質的な未払費用へ (3)会計基準移行時差額の費用認識 ~負債の増加および資本の減少 (4)企業行動への影響 ~格付機関および機関投資家対策 ~人事政策と絡んだ退職給付戦略 2.退職給付債務対策 「退職金信託」 (1)退職金信託のコンセプト ~格付対策、機関株主対策、従業員対策 (2)退職金信託の特徴 ~退職給付専用の資産 (3)企業へのメリットと留意点 3.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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