2025年に向けた慢性期病院の経営戦略 |
受講区分 | 会場 |
---|---|
開催日時 | 2017-11-22(水) 13:30~16:30 |
講師 |
医療法人平成博愛会 博愛記念病院 理事長 一般社団法人 日本慢性期医療協会 会長 武久 洋三 氏 1966年岐阜県立医科大学卒業 71年徳島大学大学院医学研究科修了 84年1月博愛記念病院開設 96年3月社会福祉法人平成記念会理事長就任 2008年4月日本慢性期医療協会会長就任 13年7月慢性期リハビリテーション協会会長就任 厚生労働省社会保障審議会医療保険部会委員、経済産業省次世代ヘルスケア産業協議会委員等、各種公的委員を務める |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 国は本気で病院数を整理しようとしている。病床機能は「高度急性期」「急性期」「回復期」「慢性期」の4つに分類され、新たに「急性期指標」が用いられると、近い将来、自称急性期は病院として生き残ることができないかもしれない。今後ますます後期高齢患者の入院が増加することは必然であり、急性期病院での臓器別専門医による治療より、むしろ慢性期病院での総合診療医機能を持つ後期高齢者の治療に習熟した医師が必要となる。来年の同時改定では、アウトカム評価が重視されると言われている。病院であるから、病気を治すことができなければ評価されないことは当たり前である。今までは病院が患者を選べたが、もはや患者が病院を選ぶようになっている。つまり、「良い病院、選ばれる病院」とは、迅速で適切な治療で病気を治してくれて早く日常に帰してくれることに尽きるのだ。いよいよ本物だけが生き残る時代がやってくる。 |
詳細 |
1.日本の医療介護を取り巻く現状 (1)少子高齢化―このままでは税金を払う人が減って税金を使う人が増え続ける― (2)日本の医療の特徴―日本に寝たきりが多いのはなぜか― (3)日本の医療費無駄遣いのポイントは慢性期患者が急性期病院に入院していること 2.高齢者医療の現状 (1)急性期病院からやってくる患者状態が悪い (2)「低栄養」「脱水」を甘く見てはいけない (3)「治療しない肺炎」とは (4)ターミナルの定義 3.2018年診療報酬・介護報酬改定はどうなる (1)一般病床をどうする (2)回復期リハ病棟・地域包括ケア病棟をどうする (3)療養病床をどうする (4)介護医療院をどうする 4.来るべき2025年に向けて (1)急性期指標が導入されたら自称急性期は病院として生き残れなくなる (2)多職種連携の重要性 (3)元気高齢者の活用 5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |