アセットファイナンスの基礎 ~不動産・債権を引当てとしたファイナンス/民法改正も踏まえて~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2017-10-19(木) 13:30~16:30 |
講師 |
森・濱田松本法律事務所 末廣 裕亮 弁護士 田中 洋比古 弁護士
【末廣 裕亮 弁護士】 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 本セミナーでは、アセットファイナンスのうち、不動産や債権等の流動化・証券化タイプの取引に焦点を当てます。歴史的低金利の投資環境の中、高格付でも相対的に高いスプレッドの流動化・証券化商品は、投資商品として近時見直されています。また、住宅ローン債権等の急増や不動産市場の堅調な推移などを背景に、日本の証券化市場は甦りつつあるとの声も日増に聞こえるようになっています。そこで、本セミナーでは、この種の投資商品について典型スキームをベースとして、調達サイド・投資家サイド両方の観点から、実務家が押さえておくべき法律上の基本知識や重要ポイントを解説します。 また、2017年6月に民法(債権法)の改正法が成立し、実務対応への準備が待ったなしの状況となりました。債権譲渡に関するルールの改正や瑕疵担保責任の枠組みの見直しなど、不動産・債権を引当てとするファイナンスに影響を与える改正項目が多いため、これらの実務上のポイントも解説します。 |
詳細 |
1.アセットファイナンスとは (1)アセットファイナンスとは (2)他のファイナンスとの比較 2.スキーム共通の重要ポイント (1)ビークルとして何を用いるか (2)倒産隔離の具体的な方策 (3)真正売買の考え方 (4)投資商品の法律上の位置付けと規制上の留意事項 3.不動産証券化・不動産ファイナンス (1)典型スキーム[1]- GK-TK スキーム (2)典型スキーム[2]- TMK スキーム (3)デットファイナンス、担保パッケージのポイント (4)匿名組合契約のポイント 4.債権を引当てとしたファイナンス (1)典型スキーム[1] - 信託スキーム(ABLスキームを含む) (2)スキーム組成上のポイントと法的留意点 (3)近時の注目スキーム - 自己信託、リパッケージ債類似の商品 5.民法(債権法)改正が与える影響 (1)改正法がローンの組成・管理・回収に与える影響 (2)債権譲渡ルールの改正が流動化取引に与える影響 (3)売買・賃貸借ルールの改正が不動産取引に与える影響 6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |