ヘルスケア業界におけるデジタル化の展望と現実的な課題 ~不確実な将来への対応と企業変革のあり方~ |
受講区分 | 会場 |
---|---|
開催日時 | 2017-09-14(木) 13:30~16:30 |
講師 |
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 大原 聡 氏 パートナー 増井 慶太 氏 マネジャー
【大原 聡 氏】 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 近年ヘルスケア業界でもデジタル技術活用への関心がますます高まり、様々なレポートが提供されている。その多くは概念的な業界全般への影響か個別具体的なデジタルソリューションの事例であり、プレイヤーにとっての「将来シナリオ」や求められる「戦い方」のオプションに関しては、実現性や時間軸も含めさらに議論を深める必要があるように思われる。本セッションでは、医薬品・医療機器メーカーや医療IT企業をはじめとするヘルスケア市場への参入企業の立場からデジタル化が経営にもたらすリアルな意味合いを抽出し、メリットを享受するための組織要件や採るべきアクションについても考察を行う予定である。 |
詳細 |
1.これまで行われている議論 (1)デジタル化がもたらすインパクト (2)デジタル化に対する業界の取り組み 2.ヘルスケア業界のゲームチェンジシナリオと実現の可能性 (1)境界とバリューチェーン構造の変化 (a)ネットワーク型医療システムへの進化 (b)公的医療と民間ヘルスケアのコンバージョン (c)製薬/医療機器/医療ITプレイヤーの役割と機能の再編 (2)ステークホルダーのパワーバランスのシフト (a)クリニカルパスと医療・ケア提供者の多様化 (b)患者自身によるケアマネジメント (c)先端ICT企業による業界への侵入 (3)イノベーションについての再定義 (a)製品・ソリューションビジネスの進化方向 (b)対象となる疾患領域とステージ (c)情報共有の拡大とオープンイノベーション 3.ヘルスケア企業プレイヤーに求められる戦い方 (1)予測しがたい市場進化への対応 (a)将来シナリオとタイムフレーム (b)リーダーとフォロワーのスタンス (c)市場のコモディティ化リスク (2)コアビジネスからみた狙いどころ (a)医薬品:創薬&開発プロセスの効率化 (b)医療機器:診断用/治療用ソフトウェア (c)医療IT:医療現場の支援サービス (d)患者向けデジタルサービスの位置づけ (3)注目すべき患者向けソリューション (a)特定疾患向けの情報プラットフォーム (b)個別患者ニーズと医療・ケアのマッチング (c)患者生活に密着したデバイス&アプリ (4)エコシステムへの攻略アプローチ (a)オーガナイザーか参加者か (b)提携戦略の成功要因 4.過去からの学び (1)先端医療技術の進展の事例 (a)AI (b)バイオロジクス (2)他業界におけるデジタル化の事例 (a)交通システム (b)エネルギー 5.デジタルトランスフォーメーションの実行要件 (1)持つべきケイパビリティと組織・マネジメント体制 (2)なぜ変われないのか? (3)変革に向けたロードマップ 6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください ※ 講演の目次は一部追加・変更することがありますので、ご了承ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |