ICSのVersion1.0および欧州保険会社によるソルベンシーIIの公衆開示の解説 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2017-09-04(月) 13:30~16:30 |
講師 |
キャピタスコンサルティング株式会社 マネージングディレクター 松平 直之 氏 東京海上火災保険(当時)を経て、タワーズペリン(当時)および投資銀行にて、生損保会社に対してリスク管理、ALM、企業価値評価等のアドバイザリー業務を行い、2007年1月にキャピタスコンサルティング株式会社の設立に参加 その後同社にて、生損保会社に対して、ERM 態勢構築、価値・リスク計量モデルの検証・高度化、シナリオ生成モデルの作成等のサポートを行っている 日本アクチュアリー会にて、ALM研究会、CERA資格委員会、保険会計部会、国際基準実務検討部会の委員 東京大学大学院経済学研究科非常勤講師 日本アクチュアリー会正会員、日本証券アナリスト協会検定会員 著書として、「【全体最適】の保険ALM」、「金融リスクマネジメントバイブル」、「金融機関の市場リスク・流動性リスク管理態勢」がある(いずれも共著、金融財政事情研究会) |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 保険会社に対する国際的な資本規制であり、2016年度の日本国内のフィールドテストでも参照されていたICS(Insurance Capital Standard)の仕様については、2016年のフィールドテストと第2次市中協議を受けた検討が続いており、2017年7月には、追加的なフィールドテストのためのICS Version1.0の内容が公表される予定です(本案内の作成時点の情報)。一方、EUではソルベンシーIIが2016年1月に適用開始となり、2016年12月期に対する最初の公衆開示(SFCR:Solvency and Financial Condition Reportの開示)が、2017年7月始めまでに行われました。SFCRでは、保険負債の内訳と計算前提、自己資本(own funds)の内訳と対前期末変化の分析、所要資本(SCR)の内訳、承認された内部モデルの情報、グループに特有の事項を含む情報の開示が求められています。本セミナーでは、ICSとソルベンシーIIを概観したうえで、追加的なフィールドテストのためのICS Version 1.0の内容を解説し(セミナー時点までの公表情報に基づきます)、欧州の主要保険会社によるソルベンシーIIの公衆開示(SFCRの開示)の主なポイントを紹介します。ICSのVersion 1.0については、ソルベンシーIIの実施基準との主な違い(パラメータ等の詳細な比較は除きます)にも簡単に言及します。 |
詳細 |
1.ICSとソルベンシーIIの概観 (1)ICSの策定プロセス (2)ソルベンシーIIの枠組み、導入後の動き 2.追加的なフィールドテストのためのICS Version 1.0の内容 (1)保険負債評価 (2)リスク計測 (3)自己資本 (4)ソルベンシーIIの実施基準との主な違い 3.欧州の主要保険会社によるソルベンシーIIの公衆開示(SFCRの開示)の主なポイント (1)SFCR(Solvency and Financial Condition Report)の構成要素 (2)保険負債評価に関する開示 (3)自己資本(own funds)および所要資本(SCR)に関する開示 (4)承認された内部モデルに関する開示 4.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
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