有人店舗と人材活用からみえる銀行の未来像

~AI導入・資産運用強化・働き方改革の先にある決断~
受講区分 会場
開催日時 2017-09-08(金) 9:30~12:30
講師 株式会社マリブジャパン
代表取締役
高橋 克英 氏

株式会社マリブジャパン代表取締役 三菱銀行、シティグループ証券、シティバンク等にて銀行クレジットアナリスト、富裕層向け資産運用アドバイザーとして活躍 2013年金融コンサルティング会社マリブジャパンを設立 1993年慶應義塾大学経済学部卒、00年青山学院大学大学院 国際政治経済学研究科 経済学修士 日本金融学会員 著書に『地銀大再編』(中央経済社)『信金・信組の競争力強化策』(中央経済社)等多数

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 三井住友銀行では、今後3年間で全店舗を相談業務主体の次世代型に移行し、AI導入により効率化を図り約4,000人を他部門に配置転換するという。雇用維持と株式会社という観点から、有人店舗に未来はあるのか。AI導入、資産運用強化、働き方改革を各銀行が進めるその先には、自らの有人店舗閉鎖や人員削減につながりかねない未来が待ち構えているのではないだろうか。金融機関だけでなく他業態の事例も示しながら、実践的な解説と銀行の将来像を示したい。
詳細 1.有人店舗に未来はあるのか?
(1)ある都心店舗のシュールな光景
(2)代々木ゼミナールと三越伊勢丹が示す未来
(3)次世代営業店モデルと顧客ニーズの乖離
(4)コンビニATMではダメなのか?

2.AI導入による相反と法人ビジネス撤退
(1)その前にネット銀行の存在を忘れていないか
(2)今流行りのチャネル戦略の行きつく先
(3)ロボアドバイザーが普及した先には
(4)法人ビジネスは撤退か自動化の二択

3.資産運用ビジネスが店舗と人員の生残りへの道だが
(1)東京支店を東京ラウンジに改装する
(2)フェーストウフェースを求める顧客
(3)簡単ではない資産運用アドバイザーの育成
(4)NISAとiDeCo導入の意味するもの

4.働き方改革の先にある銀行員失業時代
(1)いずれ新卒採用をやめる銀行が現れる
(2)組織のフラット化と役職の廃止
(3)地元アルバイトと独立系FAによる店舗運営

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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