金融機関の統合的リスク管理に係る最新実務 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2017-06-14(水) 13:30~16:30 |
講師 |
新日本有限責任監査法人 金融部 シニアマネージャー 神崎 有吾 氏
格付投資情報センター・金融工学研究所を経て、大手監査法人に入所 統合的リスク管理(ERM)や信用リスクに対するコンサルティングや会計監査に従事 2009年~11年、金融庁監督局総務課バーゼルII 推進室に出向し、バーゼルII(信用リスク、市場リスク、オペリスク)の業務に従事 15年に新日本有限責任監査法人入所後は、統合的リスク管理(ERM)の整備・高度化支援、各リスクの計量化・モデル構築支援、内部監査サポート、国内外の規制遵守に係るアドバイザリーを提供 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 統合的リスク管理が金融機関に導入され、定着し、10年以上の年月が経過していますが、リーマンショック等、大きなインベントの影響下、求められるプラクティスは徐々に変化しています。特に、最近では、不透明で、変化が読みにくい、経営環境にて、経営計画~収益管理~リスク管理をどのように結びつけるべきかが、大きな話題となっているところです。 今回のセミナーでは、銀行や保険を中心に、金融機関の統合リスク管理に関して、最新の論点を踏まえつつ、求められる要件やベストプラクティスについて、分かりやすく基礎から説明を行います。自社の担当者が自社の制度を評価する一方で、限界を認識しつつも、何ができるのか、今、何をすべきかについて、理解していただくことを目的としています。 |
詳細 |
1.統合リスク管理の全体像 (1)統合リスク管理の枠組み (2)何を目的とすべきか(リスク量と対比すべきターゲット) (3)リスクカテゴリーの設定 (4)資本配賦 / 経営指標 2.リスクアペタイトフレームワーク (1)リスクアペタイトフレームワークの概要 (2)リスクアペタイトフレームワークに関する実務 (3)早期警戒指標を用いた投融資に対するモニタリング制度の設計 (4)戦略的なリスク指標の利用 3.ストレステスト (1)マクロストレステスト (2)投資の意思決定で用いるストレステスト (3)RAFとストレステストの関連付け 4.市場リスク計量化手法 (1)市場リスク計量化モデルの種類 (2)市場リスク計量化モデルの癖・弱点 5.信用リスク計量化手法 (1)大口債務者のリスク計量化 (2)リテール債権のリスク計量化 (3)不動産・証券化のリスク管理 6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |