航空機ファイナンスの実務と今後の展望 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2016-12-13(火) 13:30~16:30 |
講師 |
ホワイト&ケース法律事務所 井門 慶介 弁護士 福永 周介 弁護士
【井門 慶介 弁護士】 |
概要 | ここ数年の航空機ファイナンスのマーケットは非常に盛況であり、今後もアジア地域をはじめとする世界の航空機需要は非常に強く、かかる航空機の調達を支えるためのファイナンスのニーズも引き続き強いものと予測されています。反面、これまでに航空機ファイナンスの分野での取組み実績がなかった新たな市場参加者の参入により、金融機関の間での競争環境が厳しくなり、定型的な案件においては金融機関側の利益水準が低下しつつあるようです。このような環境下において適切な収益を確保するためには、種々のリスクの分析と適切なリスク管理を行いながら、より幅広い案件に積極的に取り組む事を検討せざるを得ない状況になりつつあります。 このような状況を踏まえ、本講演では、従来の航空機ファイナンスの基本的なストラクチャーを説明した上で、より多彩な資金調達ニーズを満たすための発展的なスキームにつき解説いたします。さらに、国際的な担保権の登録制度であるケープタウン条約につき実務的な注意点を交えて解説いたします。 |
詳細 |
1.航空機ファイナンスの目的・種類 (1)航空機の調達方法の比較 (2)航空機リースの意義・目的 2.基本的なスキームの解説 (1)ECA Guaranteed Loan (2)日本型オペレーティングリース(JOL/JOLCO) (3)レッサー向けローン 3.発展的なスキームの紹介 (1)EETCのスキームとポイント (2)Asset-Backed Securities (3)米国向けJOLCOの検討 (4)中国向けリース案件(オフショア・オンショア) 4.Cape Town条約の解説と航空機の取り戻しの実務 (1)典型的な担保の解説 (2)航空機ファイナンスに関連する米国倒産法の概説 (3)Cape Town条約の概説と実務上の落とし穴 (4)航空機の取り戻しに関する実務的な論点 5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
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