金融機関における内部監査の基礎 ~これからのリスクベース監査と実践~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2016-11-07(月) 13:30~16:30 |
講師 |
有限責任監査法人トーマツ パートナー 伊佐地 立典 氏 大手銀行を経て2002年に監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)入社 レギュラトリー(コンプライアンス、内部監査、その他リスク管理)に関する品質評価・診断や、整備・構築支援、高度化支援ほかコンサルティング業務に従事 内部監査・コンプライアンス・リスク管理全般に精通公認内部監査人(CIA)、公認銀行内部監査人(CBA)、公認リスク管理専門士(CRP 米国) MBA(米国) 著書「内部監査入門」(2013年金融監査協会)共同執筆等 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 「内部監査とは内部統制の評価機能である」という講演者の認識を基に、リスクとは・・・、内部統制とは・・・といった本質から監査実務までコンパクトに纏めた本セミナーの内容を明日から実践することで、監査の品質が大きく向上することが期待できます。 指摘する監査から是正/改善を促す監査への転換、内部統制の高度化へ向けたTrusted Advisor 機能の強化、経営に貢献し付加価値ある監査への取組みほか、監査従事者に必要な基礎知識から監査部門が抱える実務上の課題への対応まで、事例を交えて「リスクベース監査」を解説し、実践のポイントを紹介します。「監査を通じて達成すべき目標」を明確にして監査に臨むこと、「アドバリュー(付加価値)監査」を目指すことの重要性など、監査部門長や監査企画ご担当者にも是非聞いていただきたいセミナーです。 |
詳細 |
1.リスクベース監査とは・・・ (1)「内部統制を評価する」内部監査とは・・・ (2)内部監査機能発揮の3要件~ 独立性・客観性・専門性(金融当局の期待) (3)あるべき内部監査の基本(内部監査部門への期待) 2.「経営に貢献するリスクベース監査」のあり方 (1)不備の発見ではなく「提言機能」の重視(営業店監査) (2)マクロアプローチとフォワードルッキングを重視(本部監査) (3)「ミクロアプローチ」と「マクロアプローチ」の強みと弱み 3.リスクベース監査の実務(年度監査のサイクル) (1)リスクアセスメント(リスクの洗出しとリスク評価の考え方) (2)オフサイトモニタリング(オフサイトモニタリングの対象と態勢の構築) (3)年度監査計画(年度内部監査計画に盛り込むべき項目と作成のポイント) 4.リスクベース監査の実務(個別監査のサイクル) (1)予備調査(事前準備の流れ、具体的なオフサイトモニタリング情報の例示) (2)プログラム(本部監査プログラムと営業店監査プログラムの事例と着眼点) (3)実施(フィールドワーク、調書、出口ミーティング実施のポイント) (4)報告(被監査部門・関連部門への報告、報告書作成のポイント) (5)フォローアップ 5.その他 (1)重要な「リスク管理の考え方」(3LoD) (2)監査の技術 6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |