企業年金のディスクロージャーにおける約定日基準の導入について ~厚生年金基金連合会の約定主義基準に係る報告書を受けて~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 1999-05-18(火) 14:00~17:00 |
講師 |
三菱信託銀行 年金運用部 運用企画グループ 主任ファンドマネージャー 代田 秀雄 氏 (資産時価評価検討委員会ワーキンググループ 代表) |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
厚生年金基金連合会 資産運用委員会 資産時価評価検討委員会は、平成10年3月に厚生年金基金における時価 評価基準を公表したのに続き、この3月には約定主義基準を発表した。この約定主義基準は、企業会計審議会が 示した「金融商品に係る会計基準」やグローバル投資パフォーマンス基準(GIPS)・日本証券アナリスト協会投 資パフォーマンス基準(SAAJ-IPS)の要請等を踏まえたものである。講師は2年にわたって検討委員会に参加 し、今般の基準作成にあたってはワーキンググループにおいて各運用機関・シンクタンクの取りまとめ役を務めている。このセミナーでは、年金資金の運用機関がスポンサーに開示する報告書の様式および数値基準について、資産時価評価検討委員会の報告書に沿って解説するとともに、いくつかの論点について紹介する。 講義詳細 1.はじめに 2.キャッシュフローの認識基準 (1)キャッシュフローの認識についての基本的な考え方 (2)未収金・未払金のキャッシュフローの認識基準について 3.円貨建資産の認識基準 (1)債 券 (2)株 式 4.外貨建資産の認識基準 (1)円簿価について (2)外貨建取引の約定ベース認識 (3)外貨建取引の為替換算 (4)為替取引の処理 (5)「外貨未収金・未払金」の為替換算 (6)為替取引にかかるアセットクラスの分類について (7)クロス為替について 5.デリバティブの認識基準 6.その他資産の認識基準 7.費用の認識基準 8.報告書における約定日基準数値 9.論点の整理 (1)未収金・未払金のキャッシュフロー認識基準の統一 (2)既経過利息前払金の処理 (3)委託証拠金の取扱い (4)為替の取扱い (5)カストディーフィーの取扱い 10.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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