保険リスクの証券化と保険デリバティブ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2002-07-25(木) 13:30~16:30 |
講師 |
マーシュジャパン株式会社 バイスプレジデント 丁野 昇行 氏
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開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
同じリスクをヘッジする手段として、保険とデリバティブのどちらでも利用できる例として、気象変動リスクをヘッジする「天候デリバティブ」と「天候保険」、信用リスクをヘッジする「クレジット・デリバティブ」と「信用保険」を挙げることができる。これらの商品は本邦でも既に活発な取引が行われている。従来、自然災害による損害等の保険リスク(純粋リスク)と、金利・為替変動等の金融リスクは別々の市場で取引されてきたが、所謂「保険と金融の融合」が進んだことによって保険市場と金融市場の垣根はより低いものとなり、保険でしかヘッジできなかったリスクも金融市場を利用してヘッジすることが可能になり、金融リスクを取り込んだ保険商品を作ることも可能になってきている。このセミナーでは、最近の取引事例等を交えながら、この動向について解説する。 講義詳細 第一部 現 状 (1)テロの影響 (2)保険市場と資本市場 (3)オルターナティブ投資としての保険リスク (4)保険商品の制約 第二部 保険デリバティブ (1)保険とデリバティブの類似性 (2)「保険」と「オプション」のペイ・オフ (3)「対称型リスク」と「非対称型リスク」 (4)上場型とOTC型 (5)情報の非対称性と「トリガー」の条件 第三部 事 例 (1)キャット・ボンド (2)キャット・オプション (3)コンティンジェント・キャピタル (4)Risk Fusion (5)収益補償保険とEIO(Economic Indicator Option) (6)仕組み債に対する信用補完 質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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