信用リスク管理の基礎と実践 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2016-10-14(金) 13:30~16:30 |
講師 |
新日本有限責任監査法人 金融アドバイザリー部 シニアマネージャー 神崎 有吾 氏 格付投資情報センター・金融工学研究所を経て、大手監査法人に入所 統合的リスク管理(ERM)や信用リスクに対するコンサルティングや会計監査に従事 2009年~11年、金融庁監督局総務課バーゼルⅡ推進室に出向し、バーゼルⅡ(信用リスク、市場リスク、オペリスク)の業務に従事 15年に新日本有限責任監査法人入所後は、統合的リスク管理(ERM)の整備・高度化支援、各リスクの計量化・モデル構築支援、内部監査サポート、国内外の規制遵守に係るアドバイザリーを提供 著書等:『これで納得! 信用格付モデルの実際』(共著、金融財政事情連載) 早稲田大学大学院会計研究科非常勤講師(リスク管理論を担当) |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 信用リスク管理は、古く長い歴史がありますが、格付制度や信用リスク計量化(信用VaRモデル)、ストレステスト等の実務は、直近10年~15年の間に、現在の姿が確立された経緯があります。今回の講演では、これらの信用リスクに係るツールの仕組みを基礎から説明する中で、技術的な限界点や留意事項を平易な言葉で説明する予定です。実務家の観点から「なぜ」にこだわりながら、解説を行うことで、参加者には深く理解して頂くことを想定しています。 |
詳細 |
1.格付制度・モデル (1)格付付与のプロセス (2)格付モデルの類型と特徴 (3)格付制度・モデルの検証 2.プール管理(リテール債権の管理手法) (1)プール管理の考え方 (2)リテール債権のリスク評価 (3)リテール債権の審査モデル 3.パラメータ(デフォルト率、回収率) (1)プール管理の方法(リテール債権) (2)デフォルト率の計算方法 (3)回収率の計算方法と予想モデル (4)プライシングの実務 4.信用リスク計量化(信用VaRモデル) (1)信用リスク計量化の考え方 (2)信用リスク計量化モデルの利用 5.ストレステスト (1)ストレステストの種類と類型 (2)信用リスクのマクロストレステスト 6.コーポレート以外の信用リスク管理 (1)アセットファイナンス(不動産やプロファイ) (2)証券化商品 7.質疑応答※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |