生命再保険の基礎と最新動向 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2016-10-13(木) 13:30~16:30 |
講師 |
RGAリインシュアランスカンパニー日本支店 保険計理人/クライアントリエゾンアクチュアリー 石川 禎久 氏 1988年東京工業大学数学課卒業 同年東邦生命に入社 99年にプライスウォーターハウス・クーパーズに入社 2000年にトーア再保険に入社し、生保企画部にて生命再保険業務に従事 06年RGA社に入社し、現在に至る 保険計理人として計理人確認業務及び関与事項に従事するほか、生命再保険に関連したセミナーや教育活動にも従事 日本アクチュアリー会正会員 日本証券アナリスト協会検定会員 13年2月にパレードより「生命再保険の基礎」出版 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 生命再保険には、生命保険に内在する支払保険金額のばらつき・成績の悪化等の経済的なリスクや、ソルベンシーマージン比率計算上のリスク量のような規制上の必要資本を削減する機能があります。また、再保険取引を利用して新契約費を繰延たり、保険契約の価値を見直すことにより、保険会社に資本を提供することもできます。更に、再保険会社は最新のテクノロジーを活用して、保険会社に付加価値を提供し、その見返りとして再保険を受再することもあります。今後日本のソルベンシー規制が国際的な潮流に乗ってEUソルベンシーIIやIAISのICSのようなものになった場合、再保険市場は大きく変わるかもしれません。再保険を活用したリスク移転が活発になるとともに、より効率的に資本を活用するための再保険も利用されることになると思われます。こういった最新の動向も見添えつつ、生命再保険の基本事項やバブル以降の日本の生命再保険の歴史にも触れてみたいと思います。 |
詳細 |
1.生命再保険の特徴と3つのCAP (1)世界と日本の生命再保険市場 (2)生命再保険の特徴と3つのCAP 2.Capacity-リスクを引受ける能力 (1)高額支払による成績のばらつきを抑える再保険 (2)将来の発生率に対する不安を取り除く再保険 (3)巨大災害リスクに対する再保険 3.Capital-資本を提供する能力 (1)共同保険式再保険とその変形 (2)告示233号に規定する財務再保険 (3)告示50号の未償却出再手数料を伴う再保険 (4)リスク移転に関する質・量の両面からの検討 4.Capability-付加価値を提供する能力 (1)新契約を拡大するための工夫 (2)高齢化社会に向けた商品の開発 (3)健康増進を担う取組 5.今後の規制の方向性と生命再保険 (1)世界的な規制の潮流と再保険動向 (2)日本における変化と将来展望 (3)健全な生命再保険の発展のために 6.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
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