3時間で学ぶ特殊不動産分析の基礎 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2016-09-29(木) 13:30~16:30 |
講師 |
ディー・ディー・マイスター株式会社 専任不動産鑑定士 小野 兵太郎 氏 1968年福岡県生まれ 早稲田大学法学部卒業後、日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)審査部鑑定室、債権流動化室を経て、現職へ 不良債権の評価、事業再生における不動産評価、震災復興後における融資担保の評価業務を中心に、現在は企業保有資産の評価などを主として実施 ゴルフ場や日本旅館などの収益評価を一早くから提唱したことで知られている 近著には「不動産担保実務」(金融財政事情研究会)があるほか、FP向け不動産相談、不動産業、アパートローンなどに関する刊行物なども執筆している |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 不動産の中で、オフィスビルや賃貸マンションといった類型は投資実績も多く、市場におけるデータも豊富に整備されていることから、比較的容易に物件の管理・運営や収益力分析などができる状況になっています。 一方で特殊不動産と言われる有料老人ホーム、医療施設やビジネスホテルやリゾートホテル、日本旅館といった物件については、オペレーション能力が収益に反映される側面も強く、その詳細が分かりにくい側面があります。ただ一般的な不動産の投資利回りが低くなる中で、特殊不動産は比較的利回りが確保できることもあって注目を浴びてきており、証券化市場などでも資産組み込みが見られます。ただ、特集性なるゆえ比較的投資金額が小さい物件も多く、ある程度物件の見方のノウハウを習得しておく必要があるものと考えます。 また、今後日本で取り組んでいかなければならない地方再生やそのインバウンド戦略を行うには、特殊不動産を活用することが重要となり、これらへの投資・融資のために物件・事業の分析を行うことも不可欠な面があります。 本セミナーでは、この特殊不動産に焦点をあて、金融的側面からみた現状、基礎的な側面を中心とし、一般的な不動産との収益分析方法の違い、投資における注意点、取引における価格設定を行う際に必要な多面的な分析を、過去の実例などを交えながら比較的平易に解説します。 |
詳細 |
1.特殊不動産における注意点 (1)特殊不動産の収益性と現状 (2)一般的な不動産と特殊不動産の違い ~投資実例の多寡、分析視点の違いについて~ (3)一般的な不動産における不動産分析方法の再確認 (4)特殊不動産が持つリスクと収益分析方法の注意点の整理(オペレーター能力分析を含めて) ~マーケティングの重要性、施設の特性分類と事業戦略を捉える~ (5)特殊不動産の転用の可能性を探る 2.類型別特殊不動産分析ポイントの整理 (1)ヘルスケア不動産:有料老人ホーム、医療施設を考える (2)ビジネスホテルにおける分析ポイントの整理 ~自社運営型、一括運営型での収益力の差異を考える (3)リゾートホテルにおける分析ポイントの整理 ~立地、フラッグシップによる収益力の差異を考える~ (4)温泉旅館における分析ポイントの整理 ~今後の集客体制・客単価・サービス方針・施設改装と収益力の差異を考える (5)その他の特殊不動産における分析ポイントの整理 3.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |