契約書作成の基礎と実務 ~民法改正案を踏まえて~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2016-09-13(火) 13:30~16:30 |
講師 |
中島経営法律事務所 加藤 惇 弁護士 2007年早稲田大学政治経済学部経済学科卒、09年東京大学法科大学院卒、10年司法修習終了(63期) 契約書チェック、株主総会対応、労務、訴訟、組織再編などを経験 特にコンプライアンスに関する業務として、役員研修用資料や、ホットライン窓口業務を経験 執筆:資料版商事法務2015年8月~12月号「ネットかわら版」(共著)、資料版商事法務2016年6月号「指名委員会等設置会社の実態調査」(共著) |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 契約書の作成について基礎から勉強されたい方にお勧めのセミナーです。 本セミナーでは「なぜ契約書が必要なのか」「契約書のドラフトはどう作ればよいのか」「誰が押印すればよいか」「何通つくればよいか」「契印?割印?」など、なかなか周囲の方に聞きづらい基礎的な事柄からご説明いたします。日頃、実務担当者の方からご質問いただく内容を踏まえ、知っているようで誤解されがちな点を丁寧に解説いたします。 また、社内の管理体制として、契約書作成・締結時のチェック体制、契約書締結後の保管管理体制についても、ご説明いたします。 さらに、実際に皆様が取り扱われることが多い、売買や業務委託の取引基本契約、秘密保持契約(NDA)、和解契約等について、ポイントとなる条項をご説明いたします。取引基本契約では売主と買主の立場、委託者と受託者のそれぞれの立場から、秘密保持契約(NDA)では情報開示側と情報受領側のそれぞれの立場から、条項案を検討いたします。条項案では、民法改正案にも可能な限り触れながら、ご説明いたします。 |
詳細 |
1.契約書に関する基礎的事柄 (1)契約の成立 (2)契約の有効性 (3)契約「書」の必要性 (4)契約書の通数 (5)署名、記名、押印の区別 (6)契約書の訂正方法 (7)覚書 2.契約書への押印 (1)契約書の押印者 (2)押印の法的効果 (3)割印、契印 (4)印影の印刷 3.契約書の作成 (1)ビジネスモデルの把握 (2)タイトルのつけかた (3)最初のドラフトの作成 (4)「ひな形」の利用について (5)契約書の一般的な条文構成 (6)義務規定などの条文の書き方 (7)一般条項(準拠法、管轄、協議解決など) 4.契約書の管理体制 (1)契約書作成・締結時の社内チェック体制 (2)下請法への留意 (3)外部へのチェック依頼 (4)印章の管理 (5)契約締結後の保管管理体制 5.売買や業務委託の取引基本契約について (1)取引基本契約の目的 (2)取引基本契約の条文構成 (3)ポイントとなる条項(義務規定、損害賠償規定など) (4)民法改正案による影響 6.秘密保持契約について (1)秘密保持契約の目的 (2)秘密保持契約の条文構成 (3)ポイントとなる条項(秘密情報の定義規定、目的外利用禁止規定など) 7.和解契約について (1)和解契約の目的 (2)和解契約の条文構成 (3)ポイントとなる条項(清算条項など) 8.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |