『不正行為発生のメカニズム』を踏まえた従業員不祥事の早期発見・抑止に向けたポイント |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2016-06-17(金) 9:30~12:30 |
講師 |
西村あさひ法律事務所 パートナー 梅林 啓 弁護士 1989年東京大学法学部第1類卒業 91年検事任官 東京、福岡、横浜、静岡、千葉地検検事、法務省刑事局付、法務省大臣官房秘書課付 その間、96年東京地検特捜部検事、99年在イギリス日本国大使館一等書記官(外務省出向)、2005年内閣官房副長官秘書官 07年検事を退官し弁護士登録 西村あさひ法律事務所入所 主として一般企業法務、コンプライアンス、企業不祥事にかかる危機管理案件等に取り組む 10年1月パートナー弁護士 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 従業員による不正行為が発生すると、企業は事実関係の調査や再発防止策などの対応に追われることとなり、ダメージを最小限に抑えるためには、できるだけ早期の発見、また、組織全体での抑止が必要である。しかしながら、従来は事後対応策ばかり論じられることが多く、「なぜ、従業員は不祥事を起こすのか」という根本的な原因の解明には行き着かないために、再発防止策もその場限りのものになってしまいがちである。 本講座では、特に金融機関において発生することが多い金銭的な不祥事の具体的事例を挙げながら、動機・機会・正当化という3つの要素から『不正行為発生のメカニズム』を解明することで、不正行為の早期発見に向けて日頃から着目すべき視点や、抑止策を講じるうえでのポイントについて、実践的に解説する。 |
詳細 |
1.不正・不祥事対応の現状と新しい視点の必要性 (1)企業における従来の不正・不祥事対応から導かれる“結論”と“反省、あきらめ” (2)不正行為発生のメカニズム(=新しい視点)から不祥事対応にアプローチする必要性 2.不正行為発生のメカニズムの解明~会社資産の不正流用(横領)をケースに~ (1)不正のトライアングル(動機・機会・正当化)とは何か? (2)お金が必要という「動機」(プレッシャー) (3)不正流用ができる「機会」 (4)不正そのものの「正当化」 3.不正行為の早期発見に向けたポイント~不正行為発生のメカニズムを踏まえて~ (1)「機会」の発見 (2)「動機」の発見 (3)「正当化」の発見 4.不正行為の抑止に向けたポイント~不正行為発生のメカニズムを踏まえて~ (1)「機会」に関する抑止策 (2)「動機」に関する抑止策 (3)「正当化」に関する抑止策 5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |