決済サービスの海外・国内事情2016 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2016-03-23(水) 13:30~16:30 |
講師 |
山本国際コンサルタンツ代表 関東学院大学経済学部講師 山本 正行 氏 主に決済サービス事業の企画、戦略立案を専門とするコンサルタントとして、決済関連の事業化やサービス企画などを支援 消費生活センターや行政と連携し電子決済が絡む消費者問題の解決にも協力 決済サービスに関する法律・制度の整備にあたり、経済産業省、消費者庁などで委員も務める 講演、執筆多数 現在、「山本国際コンサルタンツ」代表の他、関東学院大学経済学部経営学科講師、(モバイルコマース担当)など兼務 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 本講義では、海外・国内を対比的に俯瞰し日本の2020年に向けた動向を探ります。アメリカではスクエア、ワールドペイなどのIPOが話題となる一方で、株価の下落など市場面からの課題も抱え、投資を促すFintechが新たな局面を迎えつつあります。日本では金融機関などを中心にFintechを軸とする新たな事業を推進する流れも生まれました。 同じアメリカではEMVとコンタクトレス導入が進み、Apple Payが開始されました。Apple Payはその後イギリスでもサービスが始まり、遅れて中国銀聯が一部導入を始める方向性が明らかになりました。 国内は、2020年に向けてキャッシュレス環境を整備するという施策が発表され、ATMでの海外カードの現金引き出し対応やEMV化の方向性が明らかになりました。訪日外国人が地方でも国際カードを不自由な利用できるよう、環境整備を進める方針ですが、いずれも課題があり実効性に疑問が残ります。payPass/PayWave、トークナイゼーションの国内対応も気になる話題です。それらはApplePay普及の条件でもあります。増える消費者問題も悩ましい課題で、今後さまざまな角度から対応が求められます。 本講義は金融機関や小売などで決済サービスに従事する方のほか、ソリューションを提供するプロバイダの方などにも受講していただくことを意識し、決済サービスの状況と課題、今後の方向性を広範に扱う定です。 |
詳細 |
1.海外・国内ニュースダイジェスト ~2015年の決済サービスに関連するニュースを解説 [海外] Apple Pay、Visa(米)が、Visa Europeを買収、ウォルマートがスマホ決済開始、 ロシアがVisa,MasterCardにかわる決済システムを開始、など [国内] 割賦販売法の見直し、日本再興戦略(キャッシュレスの推進)、国際プリペイドカードの増加、など 2.海外情勢 (1)Fintech事情 ~アメリカでFintechが新たな局面に (2)国際カード:Visa,MasterCard,CUPなどの状況 ~ アメリカで意外な進展を見せたEMV導入とその実態 (3)モバイル・非接触(payWave,PayPass)・NFC~トークナイゼーション、Apple Pay、Samsun Pay、ロンドン交通局、その他 (4)新決済 ~ Facebook、amazon.com、アリペイ、テンペイ、PayPal(アメリカ)などの決済サービス (5)モバイル送金・アップルが送金サービスを検討、イギリスの事例(Paym)など 3.国内情勢 (1)クレジット/デビット/プリペイド ~国際カードの現状(国際プリペイドの普及、マイナンバー開始の影響、等) (2)2020年に向けた施策 ~割賦販売法改正、検討が始まった資金決済法改正、など (3)iPhone7で変化?・・・Apple Pay、コンタクトレス、トークナイゼーションの国内展開 ~コンタクトレス環境が大きく変化する可能性、トークナイゼーションの課題など 4.日本の今後の方向性と課題 (1)2020年に向けた日本の課題 ~EMV対応の課題、新たな消費者問題の傾向、サーバー型電子マネー、ギフトカードを規制? (2)変わるアクワイアリングビジネス ~決済代行業者は淘汰が始まり大手は銀行系列に、越境取引の課題、など (3)その他の新しいサービスに関連する課題 ~スマホ決済、LINE Pay等新決済、越境型サービスの参入など 5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |