<春節・イースターホリデイ直前対策> 銀聯カードはじめ訪日外国人のカード決済 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2016-02-01(月) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社野村総合研究所 金融ソリューション事業本部 金融ソリューション事業二部 上級コンサルタント 宮居 雅宣 氏 1990年大手カード会社入社 新事業企画や業務設計、セキュリティ対策や回収等の業務経験を経て97年にICカードやEC決済を担当 99年にはFeliCaを大量発行してNFC対応方針を策定したり、2000年に業界代表者としてETCカードを実現するなど決済のIC化を牽引 05年NRI入社 電子マネー立上げや新決済サービス導入支援など実務経験に基づくコンサルや実行支援に従事 「キャッシュレス革命2020」「国民生活研究」「2015年の決済サービス~決済の脱ガラパゴス化~」など執筆、講演多数 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 日本政府観光局(JNTO)が2015年11月18日に発表した1~10月の訪日外客数は1631万6900人で、2015年の1年間では1900万人台に達する見込みとなった。政府は2020年の訪日外国人の目標数2000万人を3000万人超に引き上げるとみられる。2000万人達成時の旅行消費額は4.3兆円と試算され、人口減少社会に突入した我が国において訪日外国人受入れ(インバウンド)市場は戦略的な成長市場となっている。「爆買い」がマスコミを賑わせる一方で、せっかく購入しようとしているのに日本円の持合せが無かったり、使えるカードなのに取扱方法を誤って端末でNGと出たり、カード取扱い時に何故かお客様が怒り出したりなど、販売機会を喪失するケースも増えている。世界中で使われ、一見日本と同じに見えるカードだが、実は海外のカードの発行方法や利用方法は必ずしも日本と同じではない。その違いを理解し、相手の感覚に合わせた対応を行うことが真の「おもてなし」といえる。当講座では、「爆買い」で注目される銀聯カードの仕組みとVisa・MasterCardとの違い、アリペイなど第三者決済機関との違い、国際ブランド決済カードの国内外の利用方法の違いを理解することで、販売機会損失の防止や訪日外国人の感覚に合った「おもてなし」による売上拡大に役立てていただくと同時に、2020年のキャッシュレス社会実現に向けた決済カード取扱い環境のあるべき姿を考察する。 |
詳細 |
1.インバウンド市場の概況 (1)訪日外国人の消費動向 (2)インバウンド市場における決済カード取扱い状況 2.中国の決済スキームの仕組みと特徴 (1)銀聯の歴史と中国の銀行カード(銀聯の位置づけ、銀聯マークの意味、影響範囲など) (2)銀聯のスキーム(関連主体者とその相関、クレジット/デビット/プリペイド、モバイル対応など) (3)銀聯の国際展開と日本展開(世界で拡大する銀聯カードの取扱い、日本企業とのアライアンスなど) (4)中国の第三者決済機関の概略(アリペイ、テンペイ、広州銀聯などの位置づけ、スキームなど) (5)銀聯と第三者決済機関の活用方法(スキームや特徴の違い、活用方法、爆買い終焉シナリオなど) 3.Visa, MasterCard, AmericanExpress, JCB, Discover, DinersClubの仕組みと特徴 (1)国際規格により世界で共用できる決済カードの仕組みと特徴、日本との違い (2)欧米人のクレジットカード、デビットカード、プリペイドカード利用方法 4.国内と海外における決済カードの利用方法の違い (1)国際ブランド決済カードのIT活用とセキュリティ対策 (2)日本的「おもてなし」が不快になる訪日外国人の支払に係わる意識 (3)販売機会喪失の例と決済カード取扱時のおもてなしの姿 5.2020年キャッシュレス社会の実現像 (1)訪日外国人にとって買い物しやすい決済環境とは (2)目指すべきキャッシュレス社会の実現像 6.質疑応答 ※録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |