FinTechの進展と環境整備 ~決済高度化WG、金融グループWGの審議内容をアップデートしFinTechを後押しする環境整備についての検討状況を紹介~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2016-01-19(火) 9:30~12:30 |
講師 |
森・濱田松本法律事務所 パートナー 金融審議会 決済業務等の高度化に関する ワーキング・グループ委員 堀 天子 弁護士 2001年慶應義塾大学法学部卒業、02年弁護士登録、現在の事務所に入所 08年12月より金融庁総務企画局に出向、金融行政に携わり、09年に資金決済に関する法律とその政府令の策定等に関与 10年に弁護士業務に戻り、金融機関、クレジットカード会社、PSP、電子マネー発行会社、その他各種事業会社に対する金融アドバイスを行っている 14年より金融審議会専門委員に就任し、決済業務等の高度化に関するスタディ・グループ及びワーキング・グループにおける審議に法律実務家として参加 15年より一般社団法人FinTech協会理事主な著書に、「詳説資金決済に関する法制」、「実務解説資金決済法」等 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 近年、FinTech(金融(Finance)と技術(Technology)の融合)に注目が集まり、従来みられなかったような多様な金融サービスが提供されるようになってきている。このような新たな金融サービスの提供は、利用者利便の向上をもたらすとともに、既存の金融機関のみならず事業会社やベンチャー企業の参入も可能としており、市場の将来的な姿を大きく変えていく可能性を有している。このような中、金融庁においては、IT技術の進展が将来の金融業に与える影響を分析するとともに、望ましい金融規制のあり方を検討していく取組みを開始させている。本講演においては、金融審議会の専門委員でもあり、一般社団法人FinTech協会の理事としても業界の環境整備支援に携わる講師が、実務の動向について触れたうえで、決済業務等の高度化に関するワーキング・グループ(決済高度化WG)や金融グループを巡る制度のあり方に関するワーキング・グループ(金融グループWG)の審議を踏まえ、環境整備についての検討状況を紹介する。 本講演によって、FinTechに関心をお持ちのすべてのご担当者に対し一考の機会を提供することを期待する。 |
詳細 |
1.FinTechの進展と各事業者における取組み状況 (1)利用者行動の変化と金融業務のアンバンドリング化 (2)ブロックチェーンやAI等の技術革新と金融サービスへの応用 (3)多様なプレイヤーの出現と競合・連携 (a)ペイメント・送金 (b)融資・投資 (c)PFM(資産管理) (d)経営支援・会計税務支援 (e)セキュリティその他 2.決済業務等の高度化ワーキングにおける検討状況 (1)リテール分野 (a)ノンバンク・プレイヤーに対するルールのあり方検討 (b)決済代行サービス等の取扱い (c)仮想通貨法制 (d)資金決済法・銀行法の見直し検討 (2)ホールセール分野 (a)CMS (b)電子記録債権 (c)決済インフラにおける課題検討 (3)今後のアクションプラン 3.金融グループワーキングにおける検討状況 (1)銀行のグループ範囲の見直し (2)その他論点(外国銀行代理業、付随業務・事務受託等) (3)今後のアクションプラン 4.質疑応答 ※録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |