年金制度の動向とDICの年金運用 ~積立超過の下での年金資産運用を考える~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2015-12-21(月) 13:30~16:30 |
講師 |
DIC企業年金基金 運用執行理事 近藤 英男 氏 早稲田大学商学部を卒業後、日本長期信用銀行(現、新生銀行)に入社 外国為替業務、銀行勘定での外国債券、米国株式運用に係わるポートフォリオ・マネジャーを経験した後、ニューヨークでシンジケート・ローン業務を担当 帰国後、アジア資本市場での業務に携わる1999年、日本長期信用銀行を退職し、DIC(旧 大日本インキ化学工業)に入社し、DIC厚生年金基金の運用管理部長に就任 2003年、運用執行理事となる 04年、年金制度を変更し、DIC企業年金基金 運用執行理事となる 05年、企業年金連絡協議会の常任幹事に就任 同時に、傘下にある資産運用研究会の委員長に就任 現在に至る (著書)「チャレンジする年金運用~企業年金の未来に向けて」(共著)企業年金連絡協議会資産運用研究会編、日本経済新聞出版社(2011年7月)「機関投資家のためのプライベート・エクイティ」(共著)日本バイアウト研究所編、一般社団法人 金融財政事情研究会 刊(2013年2月)「“市場”ではなく“企業”を買う株式投資」(共著) 京都大学教授川北英隆(編著)、一般社団法人 金融財政事情研究会 刊(2013年10月)「株式集中投資に関わる一考察」(2012)みずほ年金レポート PP18-35「(座談会)株式集中投資」大藤康博、近藤英男、井伊哲朗、菅原修一(2012)、証券アナリストジャーナル Vol.50、No.6(講演活動)内外でのセミナーのパネル参加、及び、講演、多 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 企業年金の運用は、昨年度も高いパフォーマンスとなった。特に、この3年間の累積収益率は30%~50%に達したと言われている。一方で、多くの企業年金基金では、この3年の間に年金財政の健全化を目指した制度改革を行っている。その結果、年金財政は好転し、積立超過となった。積立超過となった今、企業年金がこれからも持続的に発展していくためにはどんな運用が必要か、考えて見たい。他方で、公的年金では今年初めて、マクロ経済スライドを実施し、財政健全化に向けて動き始めた。「公的年金への“上乗せ”」から、 「公的年金に対する“補完するもの”」に、企業年金の役割も変わってきている。それゆえに、企業年金には、「持続性を目指した運営」が求められるのだ。 |
詳細 |
1.公的年金制度の概要 (1)公的年金の仕組みについて (2)所得代替率について (3)マクロ経済スライドの実施について 2.DIC企業年金基金の概要 (1)企業年金制度の潮流 (2)DIC企業年金基金の年金制度 (3)DIC企業年金の運用方針 3.負けない運用を目指した投資戦略 (1)DIC企業年金の運用の枠組み (2)ダウンサイド・リスクの管理 (3)オルタナティブ投資戦略 4.積立超過の下での年金資産運用 (1)負債動向を見据えた投資方針の策定 (2)低金利下での債券投資戦略 (3)インカム獲得を目指した長期投資資産ポートフォリオ 5.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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