金融商品取引業(投資運用業、第二種金商業)に対する検査・監督の方向性と有効な対応策 ~平成28年度「金融モニタリング基本方針」への対応を含めて~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2015-09-25(金) 13:30~16:30 |
講師 |
東京国際コンサルティング株式会社 代表取締役 青木 茂幸 氏 これまでに350を超える金融機関、事業法人、官公庁等のお客様に、規制・監督対応、コンプライアンス・リスク管理態勢の高度化、内部監査機能のコソーシングや外部評価等のサービスなどを提供 三菱信託銀行(経済企画庁在籍出向)、国際的な監査法人KPMGグループの金融アドバイザリーファームを経て現職 日本内部監査協会「金融内部監査士」試験委員等を歴任 地方銀行協会、第二地方銀行協会、日本損害保険協会、日本証券業協会・東証等での講演多数 公認不正検査士 IIA公認リスク管理監査人 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 投資運用業、第二種金融商品取引業における種々の問題を契機として、検査・監督当局の方針・姿勢にも大きな変化が垣間見られるところである。そこで、金融庁「金融モニタリングレポート」、「金融モニタリング基本方針」、証券取引等監視委員会「証券検査基本方針」等による問題意識をおさえつつ、投資運用業、第二種金商業の有効かつ効率的な経営管理態勢整備のポイントについて解説する。 |
詳細 |
1.証券検査方針・金融モニタリング基本方針からの重要課題 (1)検査・監督体制の変化と関心事項とは? (2)検査の対象、範囲は今後どう変わるか? (3)主たる問題意識をどう受け止めるべきか? (a)顧客ニーズと顧客目線の営業や業務運営 (b)金融商品等の開発方針、勧誘、運用管理、定例評価 (c)顧客目線でのリスクや商品説明の高度化 2.重点課題と対応策 (1)投資運用業・第二種金商業共通 (a)経営管理態勢の課題(重要会議の運営、機能状況、監視機能) (b)法務コンプライアンス上の基本論点 ・法定帳簿、届出、事業報告書等の統制 ・法人関係情報、顧客情報管理体制と機能状況 (c)内部監査機能の確立と機能化 (2)投資運用業 (a)金融商品の開発プロセス管理 ・開発方針、事前討議プロセス、承認手続き ・運用管理、定期的評価、新商品開発へのフィードバック ・海外ファンド等のデューデリジェンス (b)運用・トレーディング業務の着眼点 ・国外を含む各種禁止行為の防止システムの確立と運用 ・運用等の外部委託先管理の課題と対応策 (3)第二種金商業 (a)業務範囲規制違反の防止態勢 (b)海外ファンド等のデューデリジェンス (c)適合性を踏まえた勧誘規制とその徹底 3.質疑応答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |