デリバティブ市場の最新動向 ~規制が変えるプライシングとビジネスモデル~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2015-05-19(火) 13:30~16:30 |
講師 |
モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 債券統括本部チーフリスクオフィサー マネジングディレクター 富安 弘毅 氏 一橋大学で国際金融、同大学院国際企業戦略研究科で金融工学を専攻 米国UCLAにてMBAを取得 日米の金融機関で20年超にわたりリスク管理業務に携わり、現在は債券統括本部チーフリスクオフィサーを務める 各種講演、執筆活動を通じてデリバティブリスク管理、特にCVAの国内第一人者として活躍中 主な著書に『カウンターパーティーリスクマネジメント』(第一版及び第二版、金融財政事情研究会)、『ファイナンス計量分析入門』(東洋経済新報社、共著)、『リスクマネジメントの本質』(共立出版、共訳)、『信用リスクモデル入門』(東洋経済新報社、共訳)等がある |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 本年は、クライアントクリアリングの対象拡大、電子取引基盤規制、証拠金規制等、デリバティブ取引に係る国内規制の施行が目白押しです。また、新しい自己資本規制の他、XVAと呼ばれ始めた各種評価調整項目によりデリバティブのプライシングが複雑化しております。こうした環境変化を踏まえて取引戦略を立てるのみならず、どの部門やビジネスに資源投入をしていくかを検討しないと、思わぬ損失を招いたり、業務撤退ということになりかねません。こうした環境変化がデリバティブユーザーに与える影響、今後生き残っていくためにはどういった点に気を付けるべきか等のヒントについて、現場の最前線でマーケットに触れている実務家の生の声をお届けします。 |
詳細 |
1.クリアリングが変える市場慣行 (1)プライシングへの影響 (2)クリアリングを考慮したコスト管理 (3)クライアントクリアリング拡大によるビジネス環境の変化 2.自己資本比率規制によって増えるビジネス、減るビジネス (1)簡素化へ向かうバーゼルIII (2)資本コストがプライシングに与える影響 (3)資本規制によってビジネスのフォーカスはこう変わる 3.証拠金規制の概要と対応策 (1)規制対応に必要な契約・オペレーション (2)規制によって増加するコスト (3)証拠金規制がもたらすマーケット・ビジネスインパクト 4.規制が変えるデリバティブビジネス (1)その他規制 (2)今後の金融ビジネス 5.質疑応答 ※録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |