債権法改正を踏まえた金融機関及び決済サービス提供事業者の実務対応 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2015-05-11(月) 13:30~16:30 |
講師 |
堀総合法律事務所 千葉大学法科大学院講師 企業法務担当 藤池 智則 弁護士 パートナー 松本 亮一 弁護士
【藤池弁護士】 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 法務省の法制審議会(債権関係)部会において検討が進められてきた民法・債権法改正について、平成27年2月10日、同部会において、「民法(債権関係)の改正に関する要綱案」が決定され、近く、同要綱案の内容を反映した民法改正法案が通常国会に提出され、早ければ、今通常国会において、改正民法が成立するとも言われている。その改正内容には、定型約款に係る規律の新設や、個人保証の制限、債権譲渡に係る規律の修正等、金融機関の実務に重要な影響を及ぼす内容が多く含まれており、同法案が成立した場合、金融機関の預金業務、為替業務、貸付業務等において幅広い対応が求められる。また、クレジットカード会社、資金移動事業者、電子マネー発行会社、収納代行会社等の決済サービス提供事業者の業務にも同様の対応が不可避的に迫られる。そのため、改正民法の施行を睨んで、金融機関及び決済サービス提供事業者が、改正民法への的確な対応を行うためには、改正内容をいち早く把握して、対応方針の検討を開始する必要がある。そこで、本セミナーでは、改正民法の内容について、現行民法の下での金融機関及び決済サービス提供事業者の実務と対比しつつ、解説した上で、改正民法に対する金融機関及び決済サービス提供事業者の対応の方向性について具体的に解説する。 |
詳細 |
1.債権法改正の背景と経過 (1)背景 (2)経過 (3)今後の予定 2.定型約款 (1)約款に関する従前の実務対応と、「定型約款」に関する検討の経緯 (2)定型約款の意義 (3)定型約款についてのみなし合意(組入要件) (4)定型約款と不当条項・不意打ち条項 (5)定型約款の変更 (6)銀行取引約定書・各種預金規定の取扱い (7)各種決済サービス提供事業者の各種利用約款・加盟店約款の取扱い (8)定型約款の経過規定 3.預金業務・為替業務(資金移動取引) (1)預金と消費寄託 (2)弁済 (3)委任-受任者の自己執行義務と外部委託 (4)その他の改正点 4.資金決済取引 (1)クレジットカード等における債権譲渡構成に対する影響 (2)集中決済、電子マネー、クレジットカード等における債務引受構成に対する影響 5.貸付業務 (1)要物契約としての消費貸借契約と諾成的消費貸借契約 (2)法定利率についての変動制の導入 (3)債務不履行による損害賠償 (4)保証債務-個人保証の制限等 (5)債権譲渡 (6)その他、中間試案との比較 6.管理・回収 (1)消滅時効と債権管理 (2)相殺による回収と相殺による決済 (3)債権者代位権・詐害行為取消権による回収 7.質疑応答 ※録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |