バーゼル規制の改正動向を踏まえた、リスク・アセット計測の実務上のポイント |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2015-03-09(月) 13:30~16:30 |
講師 |
新日本有限責任監査法人 金融アドバイザリー部 シニアコンサルタント 木村 秀吾 氏 2013~14年金融庁総務企画局総務課国際室課長補佐 バーゼル銀行監督委員会傘下の部会メンバーとして、レバレッジ比率規制や大口エクスポージャー規制等の策定に従事すると共に、国内法制化にも関与 金融機関勤務後、財務省、金融庁等を経て、14年に新日本有限責任監査法人に入所 金融機関の規制対応に関するコンサルティング業務に従事し、リスク管理・コンプライアンスの高度化支援等を実施 ワシントン州米国公認会計士、日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書(共著)は「バーゼルIIIレバレッジ比率の枠組みと開示要件」(金融財政事情、2014年)、「大口信用供与等規制はどう変わるか」(金融財政事情、2014年)など |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 2019年のバーゼルIIIの完全実施に向け、バーゼル銀行監督委員会(以下、バーゼル委)では、自己資本比率の分母であるリスク・アセット計測の見直しの議論が進展しています。特に、2014年においては、バーゼル委から、「カウンターパーティ信用リスクエクスポージャーの計測に係る標準的手法」、「証券化商品の資本賦課枠組みの見直し」及び「銀行の清算機関向けエクスポージャーに対する資本賦課」の最終文書が公表された他、「信用リスクに係る標準的手法の見直し」、「トレーディング勘定の抜本的見直し」、「オペレーショナルリスクに係る標準的手法の見直し」、「資本フロアの改訂」及び「開示要件(第3の柱)の見直し」の市中協議文書も公表されました。 本セミナーでは、リスク管理担当者向けに、バーゼル委による近時の自己資本比率規制枠組みの改革動向、特に信用リスク・アセット計測の実務上のポイントについて解説し、皆様の業務の一助とさせて頂くことを主眼としています。 |
詳細 |
1.自己資本比率規制枠組みの改正動向 (1)国際的な金融規制改革の動き (2)バーゼルII及びバーゼルIIIの概要 (3)規制改革ロードマップとタイムライン 2.標準的手法の見直しの概要と実務上のポイント (1)信用リスクの標準的手法の見直し (2)市場リスクの標準的手法の見直し (3)オペレーショナルリスクの標準的手法の見直し (4)資本フロア (5)開示要件(第3の柱)の見直し 3.信用リスク・アセット計測の実務上のポイント (1)カウンターパーティ信用リスクエクスポージャーの計測に係る標準的手法 (2)銀行のファンド向けエクイティ出資に係る資本賦課 (3)証券化商品の資本賦課枠組みの見直し (4)銀行の清算機関向けエクスポージャーに対する資本賦課 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |