船舶融資の基礎と実践 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2015-02-06(金) 13:00~17:00 |
講師 |
青山綜合会計事務所 海事スーパーバイザー 早稲田大学大学院法学研究科非常勤講師 センチパートナーズ株式会社 代表取締役 木原 知己 氏
1984年4月に九州大学法学部を卒業後、日本長期信用銀行(現新生銀行)入行 その後、主として資本市場、船舶融資を担当し、営業第八部長(船舶・鉄道担当)を経て高松支店長を最後に同行退職 2005年10月に東京スター銀行にて船舶金融チームを立ち上げる 11年1月、青山綜合会計事務所顧問に就任 11年4月、同事務所執行役員に就任し、13年3月からパートナー 主として船主向け経営アドバイス、海外進出支援、船舶投資のアレンジ等に従事 15年1月からは同事務所海事スーパーバイザーとして海事全般にわたる活動に従事する傍ら、早稲田大学大学院にて「船舶金融法研究」講座を担当 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 船舶金融は「船舶」の建造、購入に必要な資金を供給する手段である。資金の提供を受ける側は大手オペレーターから「船主」と呼ばれる中小零細規模の家族経営企業まで多岐にわたり、さまざまな関係者がうごめく非常に複雑な産業構造(「海事クラスター」と呼ばれている)のなかで日々新たな価値を創造している。船舶金融はこうしたある種の閉鎖的な市場を舞台に、“情報の非対称性(asymmetric information)”という制約を受けながら、あるべき資本市場からの調達ではなく、金融機関からの借入(Banks Finance)が首座の地位に置かれている。本セミナーでは、この多くのリスクに満ちた世界への資金提供手段と言ってもいい「船舶融資」について、基礎から実践まで、また、将来に向けた発展を視野に置きながら詳細に解説する。 |
詳細 |
1.船舶金融の登場人物 2.船舶金融の定義 (1)船舶金融の定義 (2)船舶金融の体系 (a)DebtとEquityによる資金提供 (b)MMの定理とLTV(Loan to Value)の論点 (c)Private FundsからSpecial Purpose Structureまで 3.船舶融資の定義 (1)船舶融資の発展的定義 (2)船舶融資の詳解 (a)船主について (b)船舶について -船価推移予想モデル (c)船舶建造契約・船舶売買契約について (d)Security Packageについて(船舶抵当権、傭船料債権譲渡など) (e)船舶投資のリスクとリターン 4.船舶融資の類型と提供者 5.船舶融資におけるリスクマネジメント (1)リスクレビュー(モニタリング) (2)リスクの顕在化と対応 6.船舶金融の可能性 (1)経営アドバイスの試み (2)提案型資金提供 7.海事紛争について 8.船舶金融と法の接点 9.質 疑 応 答 ※録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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