オムニチャネル・バンキングが実現する金融サービスの変革 ~先進金融機関事例から考える次世代金融サービスの方向性~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2014-12-01(月) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社富士通総研 第一コンサルティング本部 金融・地域事業部 隈本 正寛 氏 マネジングコンサルタント 松原 義明 氏 シニアコンサルタント
【隈本氏】 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 近年、海外金融機関では、異業種やベンチャー企業が相次いで金融サービスに参入を果たしており、顧客の「銀行離れ」に対する危機感が強まっています。一方、国内では少子高齢化の進展や産業構造の変化に伴い、金融市場は中長期的な縮小トレンドにあり、こうした状況に直面する本邦金融機関はそのビジネスモデルを変革することが求められつつあります。今後、市場全体が成熟・縮小していく中では、ICT戦略の重点を「効率化」から顧客との「リレーション構築」にシフトし、顧客をエンゲージ(関係強化)していく必要があり、次世代のチャネルコンセプトであるオムニチャネル・バンキングの実現が求められます。本セミナーでは、このような環境変化を捉えた国内・海外金融機関の先進的事例をご紹介するとともに、顧客エンゲージメント強化をICTでご支援する方策についてご紹介いたします。 |
詳細 |
1.これからの金融ビジネスを変革するオムニチャネル・バンキング (1)ICTを活用した新興企業の金融サービス参入 ―スタートアップ企業が代替する金融サービス― (2)金融業界に求められるイノベーション ―海外大手金融機関によるサービス変革の取り組み― (3)顧客アンケートから見た金融サービスに対するニーズ (4)オムニチャネル・バンキングのコンセプトと目指すべき姿 2.チャネル変革 ―ICT活用で実現するフロントチャネル改革― (1)オムニチャネル・バンキングにおける各チャネルの関係性 (2)オムニチャネル時代に求められる店舗戦略のあり方 ―Wells Fargo, PNC Bankにみる店舗活用― (3)多様化するATMチャネルの活用 ―Topless ATM、ビデオATM活用事例― (4)顧客との関係性を強化するバーチャルチャネル活用 ―Yodlee社の金融コミュニケーションサービス他― 3.決済サービス変革 ―オムニチャネル・コマースを支える決済革命― (1)グローバル決済サービスのトレンド (2)各国で進むリアルタイム決済の流れ ―VocaLink社によるリアルタイム決済サービス提供― (3)決済サービスと巡る新興企業と既存金融機関の対決 ―イギリス金融機関のモバイル決済サービスZapp― (4)仮想通貨が作り上げる新たなグローバル決済基盤 ―Rippleによるグローバル決済基盤構築の取り組み― 4.データ活用変革 ―オムニチャネル・バンキングを実現する新たなデータ活用のあり方― (1)海外大手金融機関に見るデータ活用のトレンド ―Citibankに見るデータ活用の方向性― (2)新興企業によるデータ活用 ―Amazon,PayPalに見るデータ活用戦略― 5.新技術が可能にする次世代の金融サービス (1)人工知能を活用した新金融サービスの可能性 ―USAAによる人口知能を利用した金融サービス― (2)生体認証活用の最新動向 ―手のひらと音声でパスワードが不要な社会へ― 6.変革の実現に必要なICTのあり方 7.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |