金融ITチャネルにおける顧客接点強化戦略 ~事例研究を含めて~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2014-08-04(月) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社野村総合研究所 IT基盤イノベーション事業本部 基盤ソリューション企画部 田中 達雄 氏 2001年2月に野村総合研究所入社 現在、シニアITアナリストとして従事 書籍『「おもてなし」のIT革命』、『ITロードマップ』などの執筆や講演活動を多数行う 専門分野には、WebサービスやBPM、セマンティックWeb、エクスペリエンス・テクノロジー(ユーザーインタフェース技術、人工知能、エクスペリエンス・デザイン)、リッチクライアント、EA、経営とIT、開発技術 /開発方法論などがある |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 日本のような成熟市場では、モノはあふれ、商品やサービスの物理的な価値(機能や性能)だけでは差別化が困難になっている。そんな中、顧客の感情面に訴求する顧客経験価値(カスタマーエクスペリエンス)が競争優勢性や収益増の源泉となりつつある。これは金融市場においても例外ではない。顧客経験価値の高いマーケティング・接客・営業を実現するためには、データ分析だけでなく、勘と経験とセンスを組み合わせて仮説を作り、仮説&検証を繰り返すことで、勝ちパターンを見つけていくことが望ましい。欧米の金融機関では、この仮説&検証を短いサイクルで実現する「ダイナミック・ケース・マネジメント」というITソリューションを活用する事例が増えている。本講義では、ITチャネルを含む顧客接点において、顧客経験価値を高める方法やこれら最新技術について解説する。 |
詳細 |
1.顧客経験価値とは (1)顧客経験価値の定義 (2)顧客経験価値向上と収益の関係 (3)事例:顧客経験価値戦略でV字回復したCharles Schwab (4)事例:顧客経験価値戦略で預かり資産を3倍にしたUmpqua Bank 2.顧客経験価値を高める技術(エクスペリエンス・テクノロジー) (1)インターフェース技術 (2)分析・管理系技術 (3)方法論・手法(エクスペリエンス・デザイン) 3.「顧客に近づける」チャネル戦略 (1)顧客が価値を感じる経験をデザインする(事例:American Express Card) (2)空間的に近づける(事例:アフラックなど) (3)行動的に近づける(事例:米金融機関USAA、Square) (4)心理的に近づける(事例:ING銀行など) (5)顧客に近づく金融サービスCLOの台頭 4.顧客経験価値の高いマーケティング・接客・営業を実現するITソリューション (1)顧客経験価値の高いマーケティング・接客・営業を実現するには (事例:マクドナルド、JR東日本ウォータービジネス) (2)仮説&検証を短いサイクルで実現するには (3)ダイナミック・ケース・マネジメント (事例:Citibank、Royal Bank of Scotland、Standard Lifeなど) 5.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |