投資用マンション・アパートローンのリスク管理高度化≪実践編≫
受講区分 会場
開催日時 2014-03-20（木）　13:30～16:30
講師 ＮＳフィナンシャルマネジメントコンサルティング株式会社
秋場　良太　氏

東京大学大学院理学系研究科修了後、銀行系シンクタンクを経て現職　債務者格付制度の構築・検証、リテールプール区分の構築・検証、パラメータ推計・検証、住宅ローンの収益管理、アパートローンの信用リスク管理高度化などの信用リスク管理業務全般を主に担当　リスク管理以外では、金融機関向け顧客満足度調査などにも従事　専門は信用リスク管理

開催地 カンファレンスルーム（株式会社セミナーインフォ内）
概要 　近年、リース会社や銀行などの金融機関で賃貸用不動産向けローン(投資用マンションローンとアパートローン)を積極的に推進する動きがみられる。こうした積極姿勢はノンバンクであれば銀行との競合を避けられる投資用マンションローンの展開、銀行であれば住宅ローンへの過度な依存からの脱却等の背景があるからである。こうした動きがあるにもかかわらず、投資用マンション・アパートローンの初期審査基準が経験則で定められたままになっていたり、データ整備が不十分なため途上モニタリングがうまく機能していなかったり等、管理が不十分な金融機関が多いのが現状である。そのため金融機関において当該ローンのリスク管理強化は喫緊の課題といえよう。そこで本セミナーでは投資用マンション・アパートローンのリスク管理高度化に必要な事項を体系的に整理する。

＊アットホーム株式会社のデータ分析結果から得られた知見をご紹介いたします
詳細 ◆ 特別キャンペーン ： 3/31までのお申込み限り ◆
　 2回分回数券を 60,000円(税込み) で販売 （有効期限9月30日）

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１．投資用マンション・アパートローンの動向とリスク特性
（１）賃貸住宅市場の動向
（２）住宅ローン依存のビジネスモデルの限界 ⇒住宅ローン残高維持が困難な時代へ
（３）投資用マンション・アパートローンの動向
（４）投資用マンション・アパートローンのリスク特性
（５）投資用マンション・アパートローンのリスク管理高度化の必要性

２．投資用マンション・アパートローンの初期与信管理の高度化
（１）初期与信管理の現状と課題
（２）初期与信管理高度化の全体像
（３）アパート／マンションの収益性評価
　(a)賃料の予測モデルの構築
　(b)物件からの将来キャッシュフローの推計
　(c)将来キャッシュフローに基づく“理論賃料掛け目”の導出
（４）債務者自身とその経営事業の信用力評価
（５）投資用マンション・アパートローンの審査基準の高度化

３．投資用マンション・アパートローンの途上管理の高度化
（１）途上管理の現状と課題
（２）途上管理の高度化の全体像 ⇒住宅ローン途上管理手法（生涯収益など）との比較
（３）途上管理用データ蓄積の重要性 ⇒蓄積すべきデータ項目
（４）案件属性別のモニタリング ⇒審査項目別のＤＳＣＲ・入居率等の分析

４．アパートローンの初期・途上データの活用
　～初期与信への活用（格付への活用など）

５．総括

６．質 疑 応 答　　※ 録音・ビデオ撮影・ＰＣの使用等はご遠慮下さい
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ　　セミナー運営事務局
TEL ： 03-3239-6544　　　FAX ： 03-3239-6545　　　E-mail ： customer@seminar-info.jp