ORSA:リスクとソルベンシーの自己評価 ~保険会社におけるERM態勢整備~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2013-08-07(水) 13:30~16:30 |
講師 |
Ernst&Young Japan 新日本有限責任監査法人 金融部 エグゼクティブ・ディレクター 出塚 亨一 氏 金融部 マネージャー 浅田 昌司 氏
【出塚氏】 |
開催地 | カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内) |
概要 | 米国・欧州金融危機等を契機として、保険会社経営の健全性を確保するためのソルベンシー規制の強化や統合的なリスク管理態勢の整備等、リスク管理高度化を要求する国際的な保険規制導入の中で、ERM(Enterprise Risk Management:統合的リスク管理)やORSA(Own Risk and Solvency Assessment:リスクとソルベンシーの自己評価)に関する取組みが進んできています。国際保険規制当局であるIAIS(保険監督者国際機構)をはじめ、EIOPA(欧州保険年金監督機構)やNAIC(全米保険監督当局協会)およびわが国の金融庁においてもORSAに対する取組みを促す動きが出てきており、保険会社の経営者・管理者にとって喫緊の課題となってきています。本セミナーでは、このような状況を踏まえて、保険会社における実務的ORSA導入・整備アプローチや具体的な事例検証等、講演者のグローバルなORSA導入支援プロジェクト等における実務経験を交えながら解説したいと思います。 ※なお、本セミナー受講者には、参考テキストとして『ORSA:リスクとソルベンシーの自己評価(保険会社におけるERM態勢整備)』(金融財政事情研究会、2013年6月刊行)を各自1冊配布させていただきます。 |
詳細 |
1.保険会社ERMと保険IFRSに関する規制動向 (1)ERMに関する近年の国内保険規制の潮流 (2)保険IFRSの動向 2.リスクとソルベンシーの自己評価(ORSA)フレームワーク (1)IAISにおけるORSA規制 (2)欧州におけるORSA規制 (3)米国におけるORSA規制 (4)リスクアペタイト (5)内部モデル (6)将来予測を踏まえたソルベンシー評価(継続性分析) 3.ORSAに関する取組みおよび各国の動向 (1)欧州・米国における対応 (2)その他各国における対応(オーストラリア・カナダ・シンガポール・バミューダ) (3)わが国における対応 4.ORSA報告書の検討と具体的取組事例 (1)ORSA報告書の基本構成 (2)先行保険会社グループにおける取組状況および事例検証 5.ORSA導入・対応における今後の課題 (1)ERM態勢整備への影響と今後の課題 (2)保険会社経営への影響と今後の課題 6.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |