楽天の3金融分野における競争力と今後の予測 ~巨大なプラットフォームを基盤とする会員ビジネス~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2013-05-29(水) 13:30~16:30 |
講師 |
経営企画研究所 代表 丹羽 哲夫 氏 1971年関西大学法学部卒。長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表。建設省、通産省の委員会委員歴任。著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数。専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新。 |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
概要 | ネットの巨大なプラットフォームを有し、銀行・証券・保険などの総合金融業態を展開するグループがある。それは楽天グループであり、課題を克服しながら着実に成長している。外部から見るとネット総合金融会社に見えるが、金融商品購入プロセスや個別の金融商品開発に独自性を追求するだけでなく、目指す未来像は異なる。特に、未来像を実現していくための会員ビジネスモデルは現在構築途上にある。競合する金融グループとの多面的な競争力を比較分析しながら、3金融分野における今後の戦略展開を予測する。これらの分析・予測を通じて各金融業態各社への影響を推測し、今後の戦略に取り入れられる内容である。 |
詳細 |
1.プラットフォームの潜在力を活かした事業展開 (1)ネット系金融グループのタイプ (2)タイプによる相違点 (3)ネットによるプラットフォームの潜在力 (4)EC(電子商店街) (5)連結ネットワーク網 2.追求するビジネスモデルの相異点 (1)バリューチェーンとの関係 (2)ネット技術の進歩と取り込む金融業務 (3)顧客利用目的に応じたネット&リアル (4)既存金融業態にない自由度 3.楽天グループの強みと弱み (1)日常消費とライフイベント (2)膨大な会員数と多頻度のアクセス (3)拡大する海外展開と付随する事業機会 (4)強みと弱み (5)強みを事業機会に活かす 4.楽天グループにおける今後の戦略オプション (1)想定される戦略オプション (2)銀行関連事業 (3)証券事業 (4)生保事業 5.銀行関連事業の競争力と今後の予測 (1)銀行関連事業のセグメントとライバル (2)銀行の競争力と今後の予測 (3)既存銀行への影響 (4)クレジットカードの競争力と今後の予測 (5)クレジットカード会社への影響 (6)電子マネーの競争力と今後の予測 (7)電子マネー会社への影響 6.証券事業の競争力と今後の予測 (1)証券事業のセグメントとライバル (2)株式の競争力と今後の予測 (3)投資信託の競争力と今後の予測 (4)既存証券会社への影響 (5)FXの競争力と今後の予測 (6)既存FX業者への影響 7.生命保険事業の競争力と今後の予測 (1)生命保険のセグメントとライバル (2)医療保険の競争力と今後の予測 (3)定期保険の競争力と今後の予測 (4)既存生命保険会社への影響 8.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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