決済サービスの動向と今後の方向性 ~クレジットから複合型に変わる決済サービスの今後~ |
受講区分 | 会場 |
---|---|
開催日時 | 2012-12-18(火) 13:30~16:30 |
講師 |
山本国際コンサルタンツ代表 関東学院大学経済学部講師 山本 正行 氏
主に決済サービス事業の企画、戦略立案を専門とするコンサルタントとして、決済関連の事業化やサービス企画などを支援。消費生活センターと連携し電子決済が絡む消費者問題の解決にも協力。講演、執筆多数 現在、「山本国際コンサルタンツ」代表の他、関東学院大学経済学部経営学科講師、社団法人電波産業会 高度無線通信研究委員会特別委員(モバイルコマース担当)なども務める。 |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
概要 | 本講義では、各種電子決済サービスを国内、海外に分けてビジネス面から総合的に整理・分析し、今後発展が予想されるスマホワレットやクラウド型、O2Oなど電子決済が複合的に絡むサービスの動向を探ります。また海外情勢を鑑み、今後日本の決済関連事業者が今後とるべき戦略を考えるヒントとなることを意識した内容となっています。 |
詳細 |
1.国内情勢 (1)国際カード(クレジット/デビット/プリペイド) ①Visa/MasterCardはデビット/プリペイドを推進 ②デビットカード普及へ向けた仕組みは整うが・・ ③中国銀聯、JCB、AMEXの現状と今後 (2)IC型電子マネーとお財布ケータイ ①日本独自スキームの限界とNFC化の波で新たな局面へ ②Edy、waon、nanacoの位置づけと今後の方向性 ③NTTドコモ「iD」とマスターカードの関係 (3)ウェブ型(ネット)電子マネー ①匿名決済が可能で便利な決済手段 ②現金化、詐欺的取引による消費者問題が顕在化 ③資金移動業への編入を促す動き (4)電子決済と消費者問題 ①決済代行業問題(国際カード、ウェブ型電子マネー ②問われる加盟店管理体制 (5)新サービスに関する考察 ①PayPal Here ②クラウド型「J-Mups」 2.海外情勢 (1)国際カード(クレジット/デビット/プリペイド) ①欧米ではなぜデビットカードが普及するのか ②今後はプリペイドカード化が進む ③2017年アメリカEMV化の実態 (2)地域マネー ①Visa/MasterCardを排除できないSEPA ②中国銀聯の動き--EMV化の意外な進捗 (3)米流通業の動き ~ウォルマート金融進出の理屈 (4)アンバンクト--銀行に依存しないサービス ①M-PESA(ケニア)、WesternUnion ②PayPal-moneygramの提携 (5)クラウド(O2O)サービス ~スクエア、PayPal(アメリカ) (6)NFCワレット戦争(アメリカ) ~Google、ISIS、MCX(ウォルマート) (7)NFCプロジェクト状況 ①成果が出ないCytiziプロジェクト(フランス) ②ロンドン五輪の結果(イギリス) 3.今後の方向性と課題 (1)国際ブランド/クレジットカード会社 ~フロントからバックへ -- 決済と清算スキーム・プロセッサとしての有効性を活かす (2)クラウド/スマホ・・・新サービスの進展 ①従来型サービスに対する浸透は軽微で市場を席巻する効果はすぐに表れない ②利用方法/利用シーンが多彩に (3)モバイル/スマホの活用の肝 ~技術偏重思考は成功しない。生態系を配慮したサービスを 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい ※ 講義は可能な限り本内容に沿って進めますが、資料や進行が本記載に完全に忠実であることを保証するものではありません。 |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |