金融ビジネスと知的財産権 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2004-10-20(水) 13:30~16:30 |
講師 |
土生特許事務所 所長 弁理士 土生 哲也 氏 京都大学法学部卒。89年、日本開発銀行(現日本政策投資銀行)に入行。 同行で知的財産権担保融資制度の創設を担当した後、同行系ベンチャー キャピタルの新規事業投資株式会社でベンチャー投資を担当。在任中に4社の株式公開を手掛けて社長賞を2度受賞。00年、弁理士登録。01年に独立して土生特許事務所を開業し、主に金融機関やITベンチャーを対象に知的財産戦略等のサポート業務を行っている。著書に、『知的財産の分析手法』(中央経済社)他。㈱知的財産総合研究所客員研究員、中小企業基盤整備機構・地域中小企業知的財産戦略支援事業に係る統括委員会委員、東北大学・知財ファイナンススキーム構築に関する研究会委員、日本IT特許組合パートナー等。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。ビジネス法務、銀行実務、地銀協月報等へ知財関連の出稿実績多数あり。 |
概要 | 金融関連のビジネスモデル特許、知的財産権の価値評価、知的財産権の信託や証券化など、これまで特許などの知的財産権に触れる機会の少なかった金融機関が知的財産権と関わり合う可能性が高まっている。 しかしながら、まだ知的財産権は多くの金融関係者にとって馴染みにくい存在であり、金融機関自身が自社の知的財産をどのように保護するのか、投融資時の審査において知的財産権をどのように評価すればよいのか、信託や証券化など知的財産権を新たな金融サービスの手段として利用することができないか、などのテーマに対して、なかなか取組みが進められないのが現状ではないかと思われる。 本講演は、金融ビジネスと知的財産権の両面に精通した講師の立場から、金融機関が知的財産権に関する取組みを進めるヒントを提供しようとするものである。特定のテーマについて詳しく掘り下げることよりも、金融ビジネスと知的財産権の関係、昨今話題となっている問題の本質などを簡易に解説することを重視する。 |
詳細 |
1.知的財産権と企業価値・知的財産戦略の考え方 ・知的財産・知的財産権と企業価値の関係 ・日本企業の抱える問題点 ・知的財産戦略の基本的な考え方 2.金融機関の知的財産権 ・金融ビジネスに関連する知的財産権 ・金融機関の出願動向 ・金融機関の知的財産権を巡る諸問題 3.企業評価における知的財産権の見方 ・確認事項の優先順位 ・具体的な調査方法 ・知的財産権の価値評価(定量評価) ・知的財産報告書の動向 4.知的財産権を利用した金融新手法 ・知的財産権の信託 ・知的財産権の証券化 ・知的財産権担保融資 5.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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