受講区分 |
会場 |
開催日時
| 2005-02-03(木) 13:30~16:30 |
講師
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アンダーソン・毛利・友常法律事務所
森下 国彦 弁護士
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
出張 智己 弁護士
【森下弁護士】
81年、東京大学法学部卒業。86年、弁護士登録(第二東京弁護士会)、アンダーソン・毛利法律事務所入所。93年、東京大学大学院法学政治学研究科修士課程(専修コース)修了(法学修士)。95年、アンダーソン・毛利法律事務所パートナー弁護士。04年、成蹊大学法科大学院非常勤講師に就任。主として国内外の証券・金融案件で活躍しており、"International Financial Law Review"やChambers社の"The World's Leading Lawyers"といった刊行物にも「トップクラスのバンキング・ロイヤー」として掲載。金融法委員会(事務局 日本銀行)委員。証券取引法、銀行法、投資顧問業法等の法令および金融取引の実務に精通し、種々の金融取引・金融規制法に関する相談案件、金融機関の検査対応についての指導を実施。また、生命保険会社の株式会社化や保険会社を当事者とするM&Aといった特に複雑な案件でカウンセルを務めるなど、保険関連案件でも深い実務経験がある。論文等として、「証券会社および投信・投資顧問会社の主要株主ルール」(共著、銀行法務21、636号、04年9月)「「付随業務」としてのコンサルティング業務の範囲」その他(共著、金融コンプライアンス、04年2月)、「銀行の「その他の付随業務」―改正事務ガイドラインとノーアクションレターの検討―」(共著、金融法務事情1683号、03年8月)ほか、金融規制法、投資信託法、銀行法等に関する執筆、講演等多数。
【出張弁護士】
98年、東京大学法学部卒業、00年、同大学院法学政治学研究科修士課程(専修コース)修了(法学修士)。01年、弁護士登録(第二東京弁護士会)、アンダーソン・毛利 法律事務所入所。保険業、信託業、銀行業、証券業等に関し、主としてコンプライアンスの観点から、各種金融規制法についてのリーガル・アドバイスを提供。また、各種の資産流動化案件(不動産、消費者ローン等)その他のストラクチャード・ファイナンス、銀行取引、ベンチャー・キャピタル、プライベート・エクイティ・インベストメント等の分野でも活躍。さらに、環境規制法の分野にも造詣が深く、国内外の金融機関の依頼で、証券化、プロジェクトファイナンス、企業買収・合併、戦略的提携の案件に付随する土壌汚染等の環境リスクに関する助言を行っている。著書・論文等として、『金融機関行職員のための生命保険募集コンプライアンス』(監修、社団法人金融財政事情研究会、03年6月)、「土壌汚染対策法をめぐる法的諸問題(上・下)─M&A,金融・不動産ビジネスへの影響と企業のリスク管理─」(共著、金融法務事情1674号、同1675号、03年5月)、「諸外国の地質汚染立法例と日本の現状」(第9回環境地質学シンポジウム記念論文)ほか、執筆、講演等多数。
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概要 |
保険のネット販売、銀行による保険の窓販など販売チャネルの多様化、コールセンターの活用などの業務のアウトソースなど、保険会社をめぐる最近の外部環境は変化の度合いを強め、他方、2005年4月の本格施行を控えた個人情報保護法への対応など、保険会社のコンプライアンス(法令遵守)上の問題は一層広範かつ複雑になってきている。
本講演では、最近の検査実務をも踏まえ、損害保険会社および生命保険会社の業務に即した実務的な観点からコンプライアンス上の重要ポイントを示し、その対処方法について、保険業法その他の法令・金融庁ガイドライン・検査マニュアル等を参照しつつ解説する。 |
詳細 |
1.保険募集を巡るコンプライアンス上の問題
(1) 「特別利益の提供の禁止」
(2) その他の募集規制に関する問題
2.業務のアウトソーシングとコンプライアンス
(1) コールセンターの利用に関する問題
(2) その他の業務のアウトソーシング
3.個人情報保護法と保険会社のコンプライアンス
(1) 代理店との関係
(2) クロス・マーケティングにおける問題
(3) その他
4.その他の実務的問題
(1) 「不祥事件報告書」
(2) 保険業法以外の法令上の問題
(3) 保険会社による「その他付随業務」
5.弁護士の利用法その他
6.質疑応答/ディスカッション
【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ
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株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局
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