楽天グループにおける金融事業の今後の戦略と展望 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2005-04-12(火) 13:30~16:30 |
講師 |
楽天株式会社 常務執行役員 楽天証券株式会社 代表取締役社長 楽天クレジット株式会社 代表取締役社長 國重 惇史 氏 68年、東京大学経済学部卒業。同年、住友銀行(現 三井住友銀行)入行後、米国マサチューセッツ工科大学スローン校MBA取得。94年、取締役丸ノ内支店長、日本橋支店長、本店支配人東京駐在を経て、住友キャピタル証券副社長を歴任。99年3月、日本で最初のインターネット取引専門の証券会社DLJディレクトSFG証券(現 楽天証券)を設立、同社代表取締役社長に就任。04年3月から、楽天株式会社の常務執行役員・金融事業カンパニー社長を兼任。楽天における金融事業全般の職務を担う。 |
概要 | プロ野球の新規参入を果たし、昨今話題となっているインターネットショッピングモール最大手の楽天。その楽天グループにおける収益基盤の中核となる金融事業の位置付けや事業内容を紹介するとともに、証券やカードローンなど各社の現状や業界動向に言及する。 楽天は中期的に連結経常利益1,000億円を目指しており、金融事業においてはその3割の300億円超の収益を出すシナリオを描いている。今後は「楽天ブランド」によるグループ間のシナジー効果を高めることにより、さらなる新規顧客の獲得を狙う。また、楽天グループ会員の2,800万人に対し、いかに商品やサービスを販売、提供していくかについてマーケティング戦略を打ち出していく。間もなく迎える高齢者増の時代背景をうけ、富裕者層への戦略を打つ等、金融事業における一層の収益拡大を図る。 本講演では、こうした楽天グループ内における金融事業の収益向上策を考える上で、今後の戦略と展望について説明する。商品先物取引への取り組みなどの新たな動きについては、講演時点における状況に応じて可能な限り言及する。 |
詳細 |
1.楽天グループにおける金融事業 (1)組織上にみる金融事業の位置付け (2)売上高・収益の現状 (3)グループの新たな方向性 2.ネット証券業界の動向と楽天証券の現状 (1)個人投資家の動向とネット証券業界の現状 (2)楽天証券における戦略と今後の方向性 3.カードローン業界の動向と楽天クレジットの現状 (1)カードローン業界の動向と展望 (2)楽天クレジットにおける戦略と今後の方向性 4.グループ間シナジーの重要性と金融事業の戦略 (1)グループ間提携事業とブランド効果 (2)金融事業における今後の戦略と事業展開 5.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
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