個人情報保護法対応の総点検 施行後に残された論点の検討と事例分析を含めて |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2005-06-30(木) 13:30~16:30 |
講師 |
森・濱田松本法律事務所 三浦 亮太 弁護士 97年、東京大学法学部卒業。00年、弁護士登録(東京弁護士会)。商法・証券取引法を専門分野とするほか、個人情報保護法をはじめとするコンプライアンス全般を取り扱う。著書等として、個人情報保護法関連では「電子金融取引と個人情報保護法」(旬刊金融法務事情No.1631)、『個人情報保護法の企業実務』(新日本法規、05年、共著)など、商法・証券取引法では『ゼミナール会社法現代化』(商事法務、04年、共著)、「持株会社の設立・運営の実務(上・下)」(旬刊商事法務 1705・1707号)、「法定準備金に関する商法改正」(JICPAジャーナルVol.16 No.3)、「商法現代化における取締役の責任」(月刊監査役486号)などのほか、執筆、講演多数。 |
概要 | 2005年4月1日に「個人情報の保護に関する法律」が完全施行された。民間事業者の義務については、2003年5月の同法の成立から施行まで約2年の猶予期間が設けられたものの、各省庁のガイドラインの策定が2002年後半となったこともあり、短期間で急場凌ぎの対応をせざるを得なかった企業も多い。 いくつかの論点については、現在もなお検討の必要性が残る一方、プライバシー・ポリシーの策定や体制の整備などにおける現実の各企業の対応から、課題や示唆も明らかになってきている。 本講演では、これまでに公表された各社のプライバシー・ポリシーを対比しつつ、「個人情報取扱事業者」が対応すべき事項を総点検するとともに、個人情報保護法施行後に残された論点についても解説する。 |
詳細 |
1.個人情報保護法、各省庁ガイドラインの確認 - 各省庁ガイドラインで明らかになった分野ごとの特色 2.個人情報の洗い出しはできているか - 個人情報、個人データ、保有個人データ 3.利用目的の特定、公表等はできているか - 事例分析から明らかになった利用目的の特定の実務 4.個人情報の取得方法の確認 - 個人情報を取得するときの留意点 5.個人データの第三者提供の有無の確認 - オプトアウト、委託、事業承継、共同利用を行うときの留意点 6.個人データの管理方法の確認 - 人的管理体制(規程の整備、従業員の教育、委託先との間の契約等)を中心に 7.本人からの求めに対応する体制の整備 - プライバシー・ポリシーにおける掲載事例と受付書式等 8.プライバシー・ポリシーの総点検 - 事例分析を中心に 9.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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