金融機関にとってのブランド戦略と求められるブランディング 銀行、保険、証券等における実務のために |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2006-01-17(火) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社博報堂 ブランドソリューションマーケティングセンター ビジネス推進部部長兼シニアコンサルタント 博報堂買物研究所シニアコンサルタント 岩崎 拓 氏 87年博報堂入社。マーケティング局、ブランドサイクルマネジメント局において、自動車会社、金融機関、事務機器メーカー、家電メーカー、製薬会社、飲料メーカー等のブランド戦略、マーケティング戦略を担当。ブランド戦略のスキーム、ツール開発と数多くのクライアントのブランド戦略プロジェクトに従事。専門は、ブランドマネジメント、タッチポイントプランニング、買物行動コンサルティング。日本マーケティング協会、日本広告業協会、CMC,博報堂ブランディングスクール等でブランド戦略、タッチポイント戦略、ストラテジックディベート等の講演多数。寄稿として「金融機関のブランド戦略とは何か?」(週刊金融財政事情、05年8月29日号)ほか。 |
概要 | ブランドおよびブランド戦略は、マーケティングの世界で急速に拡大している。ただ、ブランドという言葉の意味は広く、様々な誤解を生みやすい。博報堂は、ブランドを「企業(商品)と顧客の間に形成された長期的な絆」と定義している。広告だけでなく、商品、お店、お店の店員、記事情報、広報情報、ネットでの評判、ありとあらゆるものが、顧客との絆で重要になる。ブランド戦略は、単なるイメージ戦略ではなく、多くの企業が全社横断型の活動でブランディングに取り組んでいる。 生活者の金融意識変化、情報環境の変化、経営環境の変化の中で、金融機関にもブランディングの大きな波が押し寄せている。今まで、金融機関は、基本的には企業グループや地域名等をベースした「のれん」イメージがあり、その微差の中で顧客に認知をされており、そのレベルの競争の中で十分戦うことが出来た。しかし大きな環境変化の中で、今後は、もう一段の絆がなければ競争に打ち勝っていけない環境が訪れようとしている。これからまさにブランド戦略の巧拙で差がつく時代となる。 このような状況にある金融機関にとってのブランド戦略をご理解頂き、今後の実務のご参考になるように、経営・マーケティングのツールとしてのブランド戦略に関する体系的な理解から、金融機関で何故ブランドが必要なのか?強いブランドに求められるものは何か?具体的にどのように実務を進めればよいのか?今後、求められる金融機関ブランディングの争点は何か?等について、講義を行う。 |
詳細 |
1.今、なぜブランド戦略が求められるのか ・ブランド戦略、ブランドマネジメント、その本質 ・強いブランドは何をもたらすか ・ブランドはビジネス活動の総和 2.強いブランドをつくるためには ・必要な5つのこと ~価値、スタイル、アクション、タッチポイント、管理体制 3.金融機関にとってのブランド戦略 ・金融機関におけるブランド戦略の必要性 ・日本における金融機関ブランドの現状 ・金融機関ブランディングの状況 4.ブランディング業務の実際 ・ブランドサイクルマネジメント ・ブランドターゲット、規定の実務 ・タッチポイント戦略の組み立て方 5.今後の金融ブランディングのあり方 ・重要な2つのテーマ~潜在ニーズ発掘と体験ブランディング ・統合タッチポイント戦略での勝負へ 6.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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