米銀の店舗戦略とリテール戦略 現地調査に基づく報告、国内金融機関の店舗戦略を交えて |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2006-02-28(火) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社農林中金総合研究所 調査第二部 研究員 古江 晋也 氏 98年関西大学商学部卒。関西大学大学院商学修士、社会学修士。04年関西大学大学院博士課程後期課程(会計学)中途退学。同年現職。専門分野は、金融機関のリテール戦略。主要論文として、「米銀店舗改革最前線」(金融財政事情、05年10月3日号)、「米銀のリテール戦略と店舗」(地銀協月報、05年9月号)、「店舗規制緩和と金融機関の店舗展開」(農林金融、05年8月号)、「賃貸住宅ローンの現状と課題」(農林金融、05年4月号)。 |
概要 | 90年代半ば以降、大手米銀はWebサイトやコールセンターへの投資を積極化し、テラー業務等の削減に役立った。 しかし、投資型金融商品の販売が可能になったことで、相談業務では対面型チャネルが現在のところ最も有効であること、店舗そのものが広告塔の役割を担っていることなどの理由により、店舗の重要性が再認識されるようになった。 米銀の店舗はどのようなレイアウトで、どのように運営されているのか。本講演では、米銀の店舗戦略を現地訪問で取材した内容や撮影した店舗の写真をもとに報告する。また、日本の金融機関における店舗戦略の特色についても、独自の調査結果に基づいて言及する。 |
詳細 |
1.米銀におけるデリバリーチャネルの変遷 (1)米銀店舗の規制緩和とデリバリーチャネルの多様化 (2)ネットバンクに逆風 (3)再認識された店舗の重要性 2.米銀の店舗とリテール戦略 (1)ユニオン・バンク・オブ・カリフォルニアの店舗戦略 ~リトルトーキョー支店、スタジオシティ支店、エンシノ支店~ (2)ウェルズ・ファーゴの店舗戦略 ~インストアブランチ~ (3)INGダイレクト・バンクの店舗戦略 ~ニューヨーク・カフェ~ (4)コマース銀行(セントルイス)の店舗戦略 ~メトロポリタンスクエア支店~ 3.顧客との関係を重視するリテール戦略 4.米銀の店舗戦略の今後 5.日本の金融機関における店舗戦略 ~プライベートバンキング、インストアブランチなどの先進的事例を中心に~ 6.おわりに 7.質疑応答/ディスカッション 【ストック・リサーチ経営研究セミナー】 |
お問合わせ |
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